春のフランス家族旅行のお話しついでに、今回はパリからロンドンまで足を伸ばしたお話です。
パリからロンドンまでは、ユーロスターで2時間ちょいで行けます。
チケットは、現地のホームページから簡単に申し込むことが出来ます。
個人手配パリ旅行。是非日帰りで行ってこれるロンドンツアーをアレンジしましょう。
これかなりお勧めです!
パリからわりとお手軽に行けたロンドン
ロンドン日帰りツアーの当日は、朝5時半パリ中心街のホテルを出発。メトロでパリ北駅へ。
フランスを出国して、ユーロ圏外のイギリスへの入国となりますので、パスポートは忘れずに!
朝食はここでもPAULのパンとコーヒーを買ってユーロスターに乗り込みました。
定刻通り7時12分北駅を出発。車内は家族3人向かい席で快適、快適。。。
ちなみにロンドンはフランス時間マイナス1時間の時差があります。
まずはそのまま地下鉄で大英博物館へ。
地下鉄はVISAまたはMASTERのタッチ型クレジットカードがあれば、自動改札のタッチ決済で乗れます。二階建てバスもクレカでOK。しかも何の設定無しで一日上限約8.1ポンド。あとは乗り放題。(厳密にはピーク料金、オフピーク料金があり微妙に金額が異なります)
大英博物館は入場料無料、かつ予約も基本的には必要ないと聞いていましたが、行ってみてわかったのは博物館の正門から入るにはあらかじめ予約が必要です。
正門の係の人に尋ねてみたところ「予約なしの場合は北門からの入場してください。さっき案内した人もそうだから、あの人たちに付いていって。」と親切に教えてくれました。
前方を歩く老夫婦の後を追って、5分くらい歩いて北門(写真)に到着。
まだ開門まで1時間あるということもあり、行列の先頭10人目くらいに並ぶ事ができました。
しかし、開門30分前には夥しい行列となっており。。。やはり世界に誇る大英博物館です。
さてさて10時ジャストに開門となり、荷物検査を経て館内へ。
さすがに世界の大名所を無料で見学するには忍びなく、入口のドネーションボックスに10€を投入。
ちなみに館内のレストラン、お土産を買うことでも博物館へのドネーションになるのだそうです。僕は日本語のガイドブックを買いました。
ロゼッタストーン他見どころ
北門から程なく、ロゼッタストーンが展示されているコーナーに辿り着きます。
しばし立ちすくんでしまいました。
博物館内は大英帝国時代の世界各国からの夥しい戦利品が展示されています。
ロゼッタストーンもフランスナポレオン軍がエジプトからの持ち帰った数年後、フランスを打ち破ったイギリス軍の戦利品です。
館内には何故か日本コーナーもありましたが、見どころはやはり数々の芸術の源ヨーロッパ。
そしてこれでもかというくらいミイラが陳列されたエジプト。
大英博物館内のイートインコーナーでサンドイッチと飲み物のランチのあとは二手に別れ、妻と息子はロンドン中心街ハロッズなどショッピングコース。僕はビートルズ聖地巡りです。
ビートルズ聖地巡り、しかし。。。
僕は中学の頃からの生粋のビートルズマニア。
彼らの足跡を辿りました。
以下のルートはロンドン中心街の北西ノエリアで、地下鉄と徒歩で2〜3時間もあれば充分回れます。
1)アビーロード
ここは世界のビートルズファンの聖地。
当日も30人ほどの観光客が人だかりとなっていて、皆記念撮影していました。
2)メリルボーン駅
映画「ア•ハードデイズ•ナイト」で4人が女の子たちに追いかけ回されるシーンに登場する駅。
ちなみに、女子高生役でこの映画に出演したパティ・ボイドとジョージ・ハリスンが結婚したのは有名な話(のちにパティはエリック・クラプトンのもとへ。。)
駅舎、横の道。60年間変わらずそのまんま残っていました。
3)ビートルズショップ
レコード、Tシャツ、マグカップ、その他いろいろなグッズを扱っています。
デビューから60年を過ぎてもこんなお店が存在するなんて驚き。
記念にアビーロードキーホルダーを購入しました。
4)ゲットバックルーフトップコンサートの旧アップルレコード本社。。のはずが。。
いよいよ聖地巡りのラスト。
英国の伝統を感じる4-5階建ての茶色のビルが立ち並ぶサビルロー通りに到着。
Google Mapが示したその場所は間違いなく旧アップルレコード本社なんだけど、なんだか窓の数とか屋上の排気口にちょっと違和感を感じたものの。。家族との待ち合わせ時間が迫っており、写真を撮ってその場を立ち去りました。
妻・息子チームとは3時頃、中心街のお店で合流。
車内でさっきの旧アップルレコード本社がちょっと気になって、当時のゲットバックコンサートの本社ビルの写真を見比べてみると。。。やはりちょっと違うではありませんか!!
帰国してネット検索してわかったのですが、Google Mapに日本語で旧アップルレコード本社で、位置検索すると僕が間違えたあのビルが表示されるようです。
本当の旧アップルレコード本社は、そのビルから100メートルほど離れた場所だったのです!「Original Apple Corp Office」で検索しないと正しい場所にはたどり着けないのです。
今でもこればかりは悔やみきれません(泣
もう一度リベンジしたいと思うくらいです。
ということで。。最後に思わぬ落とし穴にハマったロンドン日帰りツアーでした。