来週からまた中国深圳に出かけてきます。
中国への渡航に関しては、コロナ以降渡航手続きや、現地の事情が大きく変わっていますので戸惑う方も多いと思います。
また中国関連のネット情報は新旧混在している状況なので、最新情報にたどり着くまでが大変。
そこで、以前の記事でも簡単に触れましたが、ここでそのポイントを整理してみました。
中国行かれる方は参考になさってください。
今回はビザ取得編です
現在中国渡航は、観光目的でもビジネスでもビザの取得が必須です。
申請に当たっては以下の流れとなります。
ビザ申請書類の準備
①パスポート残存期間が半年以上あること
(ビザ申請にあたっての前提条件です)
②必要書類(詳しくは③)を管轄区域の中国ビザセンターへ申請(オンラインと書類持ち込み両方で)
まずは申請書に必要記載事項を書き込み、オンライン申請を済ませたあと、その申請書をプリントアウトして直接のビザセンターに持ち込みます。
(以前はビザセンター訪問予約が必要だったらしいですが、現在は予約不要です)
中国ビザ申請サービスセンター(東京有明)
https://bio.visaforchina.cn/TYO3_JP/qianzhengyewu
関東地方にお住まいの方は東京有明が所轄です。
改札階(2F)のコンコースに直結する有明フロンティアビルの12階にあります。
③必要書類
(イ)申請書
かなりの項目の個人情報(住所、生年月日、学歴、家族情報、近親者情報、現在及び過去5年 に遡っての勤務先情報など)を記入するので、僕の場合は見直し含め2時間くらいかかりました。
プリントアウトすると表紙含め10枚程度になります。
(ロ)顔写真:当日ビザセンター内の自動証明写真機でも撮れます(千円)
*街の自動写真装置で取る場合の注意点
サイズ(48*33)、背景=白、眼鏡は取る
(ㇵ)パスポート:
直近取得された旧ビザや居留証明が添付箇所のコピー
(旧パスポートの場合は旧パスポートごと提出)
(二)招聘状:ビジネス目的で出かける方はMビザの取得が必要です。
訪問先企業へ発行をお願いしてPDFで送ってもらってください。
*招聘状の取り寄せ以外、申請する内容は観光(L)ビザもビジネス(M)もほぼ一緒です。なので審査面談のヒアリングで突っ込みが入るリスクを考えると目的に応じたビザを申請することをお勧めします。
ビザセンター当日の流れ
①受付カウンターに並ぶ:提出書類が揃っているかどうかのチェックおよび受付番号票の受理。
・申請書、パスポート、証明写真
写真はセンター内の証明写真機も撮れます。
②面談ヒアリングの順番を待つ
ある意味これがメインイベントかもしれません。
僕が行った日、特に二回目の8月末は120くらいの人たちがぎっしり。
なんと! 3時間待ちでした。
③面談ヒアリング
大型モニターにチャイムとともに呼出番号が表示されます。
係官の方との面談と書類記載内容に関しての質問等で所要時間は5分くらい。
書類記載不備はその場で訂正可能。
追加でパスポート必要箇所(直近で取得したビザ等)についてコピーするよう
指示がありますので、カウンター向こうのコピー機でコピーを取り、
パスポートそのものは(そこにビザを貼り付けますので)預けます。
(1枚10円ですので。普段キャッシュレスの方も小銭を用意)
ヒアリングが終了後、ビザ引換証と支払い受付番号票が渡されます。
③支払い
フロア別の窓口で支払いを済ませ終了です。(クレジットカードの他Alipayなど中国キャッシュレスも使えます)
ちなみに、僕の現在の職業は「商人」に該当し、渡航目的は商業活動なので、ビジネス(M)ビザの申請となりました。
年に数回は深圳に行く予定にしていますが、初回はシングルビザの申請のみ受付。次回からマルチビザ受付可能ということでしたので、7月、8月と二度(受取を含めると合計4度)足を運ぶことになりました。
ビジネス(M)ビザ申請料金
・シングル:. 7,750円
・マルチ(3年):13,000円
窓口で確認したところ、ビジネス(M)マルチビザには有効期限2年と3年の二種類があります。申請料金は同じですが滞在可能期間に違いがあり、2年マルチは滞在可能期間90日、3年マルチの場合は30日だそうです。
僕は今回3年マルチをとりました。
④ビザ受取
申請日を含め実働4日目には受取が可能です。ビザ引換証に受取可能日が記載。
受取に関しては10人待ち程度で流れもスムースなので20分くらいですみました。
。。とまあ、根気強く作成が必要な申請書作成。
じっと2〜3時間待ち続けるビザセンター。
苦行のようなビザ申請でしたが、なんとか念願のマルチビザが取得できました。
これで3年間は中国に行き来できるようになりましたのでホッとしています。