パワエニ

古いMac、旅行、日々の出来事など徒然に綴るBlogです。

中古iPhoneは吟味が必要

前回、中古iPadのお話をしましたので今回はiPhoneです。

我が家は3人家族で、使ってるスマホは僕はiPhone15Pro、息子と妻はiPhone11です。

iPhone11はあと2年くらいは使えそうなのですが、来年あたりから1台づつ順次更新していこうかと考え中です。

さすがに息子のiPadのように、iPhoneを10年使い倒すというのは現実的ではありません。

いつも持ち歩いて時々落としてしまったり、またセキュリティアップデートがされていない電波に繋がりっぱなしの機器はそれ自体リスクですし。

さりとて最新のiPhoneMacBookなみのお値段です。

できればコスパの良い型落ちを狙いたいところ。

 

そこで、過去モデルの賢い買い方についてまとめてみました。

 

中古iPhoneについて

まず初めに、iPhoneの場合はiPadと違って中古品のリスクが高く、フリマサイトでの購入はお勧めしません。

その理由は大きく下記です。

 

中古iPhoneお勧めしない理由1. バッテリーの劣化

iPhoneiPadに比べると、収納スペースの制約上、電池容量自体が少なく、使用頻度も高いのでバッテリーの劣化が進みやすい傾向があります。

また中古品はバッテリーの状態が不明なことが多く、仮にバッテリー99%との表示があっても、安物のサードパーティー製のバッテリーに交換しているケースもあり、購入した直後に急速に劣化して、即バッテリー交換が必要になる可能性もあります。

 

中古iPhoneお勧めしない理由2.  水没や落下衝撃の可能性がある

iPhoneは常に持ち歩くため、水没や落下による故障のリスクがあります。

また殆どのユーザーはスマホケースを使用しているので、何度も落としているのに大きなキズやへこみ等が無いものが殆どで、落下衝撃によるダメージの判断がつきにくいです。

 

中古iPhoneお勧めしない理由3.偽物や改造品の恐れがある

特に中国では、バッテリーはもとよりタッチパネルや外装パネルなど、出所の怪しいiPhoneの交換部品が出回っており、これらを組み合わせて作られた偽物iPhoneも個人ショップなどで堂々と売られています。

少なからずこうした怪しいiPhoneが、日本に流れ混んできているはずです。

 

それでも中古を買う場合、どこで買うのが良いか

Apple Store 整備済み品

新しいバッテリーと外装が使用され、ケーブルなどの付属品の新品が付属します。1年間の保証付きです。

2世代前のモデル、例えばiPhone14あたりでしたら新品より約1万円ほど安いので、狙い目かもしれません。但し梱包箱はただの白箱となります。

 

Amazon 整備済み品

Apple整備済み品とは違って、こちらはいわゆる中古動作確認品です。

バッテリー容量は80%以上とのこと。

 

昨年妻のiPhone11をこちらで購入しました。フリマサイトとApple認定整備済品の中間くらいのお値段でしたが、バッテリー容量は89%。外装や機能に不具合はなく、1年たった今でも問題なく使えています。

付属品は充電ケーブルとACアダプターが同梱されてきましたが、梱包はプチプチのエアーキャップでした。180日の保証が付いていますので不具合があれば返品可能。

 

③PCショップ 中古品

お店によるしっかりとした検品がなされたうえで、外観ランク、バテリー容量などの目安が表示されています。

保証は3ヶ月程度のようです。

 

狙い目は未使用品で、新規モデルチェンジがあると、あるルートでアキバのショップにどっと流れこむようです。概ねAppleの整備済み品くらいのお値段で購入できると思います。

iOS18対象モデルと買うべきiPhoneについて

・Phone 16シリーズ2024(A18Pro/A18:9月新登場モデル。このブログの趣旨に従い今は見送り。

iPhone15シリーズ2023(A17Pro/A16Bionic):特にProモデルは画像処理エンジンが進化しており暗所撮影やポートレートモードなど、高品質な写真が撮れます。

iPhone 14シリー2022(A16Bionic/A15Bionic):予算との兼ね合いで13でも良いくらいです。思い切ってUSB-C採用の15シリーズにするのもあり。

iPhone 13シリーズ2021(A15Bionic):このあたりになると何の不満もありません。

iPhone 12シリーズ2020(A14Bionic):値段もこなれてきておりお勧めです。A14Bionicはそれまでのチップから大幅に性能向上し、高度な写真処理等に優れています。

iPhone 11シリーズ2019(A13Bionic):11シリーズ以降のモデルでは、より進化した綺麗な写真が撮れます。あと2年くらいで使い倒すつもりで購入するなら可。

iPhone XS, XS Max2018(A12Bionic):今となっては?

iPhone XR2018(A12Bionic):今となっては?

iPhone SE (第3世代)2022(A15Bionic):iPhone13と同じチップを積んでいるので、性能は申し分無し。まだまだ使えます。

iPhone SE (第2世代)2020(A13Bionic):あと1〜2年で使い倒すつもりで購入するなら可。

 

現状使用しているモデルの2〜3世代後のモデルを購入されると買い替えた充実感に浸れると思います。特にiPhone12〜13あたりがコスパが良いです。

 

特に最新ではなくても良い、スペックにはこだわらないけど長く使いたい、などご家族用のiPhone買い替えのご参考になれば幸いです。