パワエニ店長の日々のつぶやき

ECショップ店長が古いMac、旅行、日々の出来事など徒然に綴るBlogです。

埼玉最大級パワースポット三峯神社に行ってきました

11月頭の三連休中日と最終日は絶好の行楽日和でしたね。

妻と三峯神社に行ってみようということで、連休中日の日曜日、大宮の自宅を8時30分に出発し、秩父路方面へと車を走らせました。

道のり

川越市内に向かう国道16号線から、299号線へと入り、延々と続くのどかな一本道を約50キロ走行。

 

この沿道にはコンビニやお店が殆どありませんので、何はなくともコンビニを見つけたらまずは駐車。飲み物やおやつの購入、トイレ休憩などされることをお勧めします。

休憩後再びのどかな風景を眺めながら運転し続けると、やがて秩父の山々が姿を現し始めます。

 

秩父市内に差し掛かり国道140号線に入ると、いよいよ本格的な山道の始まりです。

紅葉にはちょっと早かったのですが色づき始めようとしている木々が、行く手を優しく見守っているかのようでした。

 

道の駅大滝温泉

www.michinoeki-network.jp

道中いくつかの道の駅がありますが、ここが三峯神社手前最後の休息場所となる道の駅(休憩食事処)です。

 

お食事、おトイレ、コンビニ(ファミマがあります)立ち寄ることをおすすめします。

 

予想外の大渋滞

道の駅で昼食とおトイレ休憩を済ませ、三峯神社に向けての険しい山道のドライブ。

 

この先、ところどころ対向車とのあうんの呼吸の譲り合いが必要な箇所がありますので運転は慎重に。

 

道の駅から三峯神社までは約16キロ。普通に走れば40分ほどの距離なので、13時頃には三峯神社に到着できると見込んでいましたが、神社まで約5キロの地点で大渋滞に遭遇してしまいました。

 

ほぼ車は停止した状態、まさに5キロ先の駐車場に車が進入した台数分前に進むという感じなのでしょうか?

山道なので当然脇道に入る事もできず。ひたすらこの列に並び前に進むという尺取り虫のような歩み。秋の行楽シーズンとはいえ、この渋滞には正直驚かされました。

神社手前2キロほどの地点に差し掛かると、パラパラと歩く人々が現れだしました。

 

ご祈祷の予約を入れている方々などが、ツアーバスを途中で降りて神社を目指す、さしずめ即席のトレッキングといったところでしょうか。歩いている皆さん本意ではないのでしょうが。。

夕暮れの三峯神社

長い長い渋滞を経て、ようやく駐車場に到着したのは16時半前。秋の夕暮れが迫る時間帯

でしたが、それがかえって神秘的な雰囲気を醸し出していました。

三峯神社から望む秩父連峰

パワースポットの威力

山頂に鎮座する三峯神社は、まさにパワースポットの名に相応しい場所でした。

三峯神社は標高1100メートルに位置し、木々や岩々がまるで自然のパワーそのものです。薄暗くなりつつある神社の境内は、荘厳な雰囲気が漂い、清らかな空気が全身を包み込みました。やっと到着できたという達成感と共に、神社の持つエネルギーに満たされ、渋滞の疲れも忘れてしまうほどでした。

 

木々が色づき始める山の頂上で、大自然からのパワーをいただいた私は、帰り道でも気持ちが清々しく、心が軽やかになったのを感じました。

 

 

神秘的な木々の間を通り抜け拝殿へ

1800年建立といわれる拝殿

三峯神社の歴史概要

調べてみたところ以下のような歴史があるようです

 

創建と由来
- 1世紀頃、日本武尊により創建
- 名称の「三峯」は妙法ヶ岳(1,332m)、白岩山(1,921m)、雲取山(2,017m)に由来
- 当初はイザナミイザナギを祀る

 

修験道との結びつき
- 7世紀後半:役行者により正式な参拝が開始
- 8世紀末:空海が十一面観音像を彫刻、本堂に安置

 

繁栄と衰退
- 鎌倉時代:山伏により影響力拡大、有力武将からの寄進
- 1352年:足利軍政への反逆により社領没収、衰退
- 1502年~:月観道満による27年の勧進で再建
- 1533年:後奈良天皇により天台修験の総本山に

 

 狼信仰の始まり
- 1720年:日光法印の体験により狼のお守りが始まる
- 関東一円に名声が広がる
- 現在も狛犬の代わりに狼像を配置

 

 近現代の変遷
- 1868年:神仏分離により仏教的要素を排除
- 1964年:拝殿・本殿改修
- 1976年:三峯山博物館完成
- 1983年:興雲閣建設
- 1991年:旧本堂をカフェに改装
- 2002年:創建1900年記念で社殿の漆塗替え

 

創建から現代に至るまで、神仏習合から神道専一へ、また山岳信仰の聖地から観光名所へと、時代とともに変遷を重ねながらも、パワースポットとしての威厳を保ち続けている歴史的建造物です。

 

三峰ビジターセンター

神社内にある観光施設。

秩父産地に生息する熊や狐を始めとした動物の剥製や鉱物などが陳列されています。

秩父で採れる鉱石の説明

秩父山地に出没する動物たちの剥製

まとめ

想定外の大渋滞に巻き込まれまたものの、帰り道、心身ともにリフレッシュされた感覚に包まれながら、妻ともどもまた訪れたいという思いが強く湧き上がってきました。

 

次回は秩父市内巡り含め、三峯神社とともに秩父三大神社である秩父神社宝登山神社も訪れたいと思います。