今年も家内と二人で群馬県の四万温泉へ行ってきました。年末の恒例行事として訪れる四万温泉は、私たち夫婦にとって癒しと活力チャージの場所です。
高速バスでゆったり旅
四万温泉へは、毎年利用している都内発〜川越駅経由の高速バスを利用。
12時半頃川越駅西口を出発し約3時間のバスの旅。
車窓から眺める山々の冬枯れの木立ちがなんとも美しく、四万温泉に近づくとまるでタイムスリップしたかのような、昔ながらの温泉宿の情景が魅力です。
宿泊先「四万グランドホテル」の魅力
今回宿泊した「四万グランドホテル」は、僕がまだ小さな頃、親に連れてれて行った当時のほぼそのままの外観で、少々年代ものという点はありますが、広々とした施設とリーズナブルなお値段、それになんといっても泉質の良い温泉が魅力の宿です。
なのでこの数年、我が家の定宿です。
また、冬のこの時期、雪の心配をしなくて済む高速バスで行けて、終点がこのホテルの真ん前ということも嬉しいポイントです。
ライブキッチン形式のビュッフェも堪能
新館に位置する、明るく広々とした、落ち着いた雰囲気のお食事会場。
夕食は地元の食材をふんだんに使った料理の数々は、どれも新鮮で美味しいものばかり。
中でも上州牛のステーキは絶品で、柔らかさがたまりませんでした。
他にも揚げたての天ぷらや、地元の野菜やお肉をお好みで作る寄せ鍋もほんわかと、気持ちが和みます。
朝食は、やはりこちらもライブキッチン形式で提供される焼き味噌の香りのおにぎりが美味しかったです。
温泉巡り
宿泊料金に1人1,100円を追加すると、隣接する姉妹経営の「たむら」の温泉が利用できます。
ここは四万温泉の開祖と言われる室町時代から続く老舗旅館で、お風呂も大浴場、露天風呂 檜風呂など6種類のお風呂があります。
特に大浴場はぬるめ〜普通の温度〜熱めと浴槽が分かれており、順番に入っていくと、お風呂から出たあともぽかぽかした感じが残り、すっかりリラックスできます。
因みにグランドホテルのお風呂は地下の大浴場&露天風呂。上階にメルヘン風呂の二箇所です。
温泉宿としてはスタンダードなお風呂ですが、露天風呂は情緒があってなかなか癒されます。
リーズナブルなお値段でグランドホテルに泊まって、高級旅館の多種多彩なお風呂を楽しむ。これかなりお勧めです。
ちなみに昨年、同じ四万温泉でグランドホテルより格上の旅館にも泊まってみたのですが、お風呂、食事などお値段に見合ったバリューを感じることができませんでした。
四万温泉の泉質の特徴
四万温泉は、その名の通り「四万(よんまん)」もの病を癒すといわれ、古くから湯治場として親しまれてきた温泉地です。
四万温泉の泉質は、主に「体を温める」「肌に優しい」という特長があります。
1. ナトリウム-カルシウム塩化物硫酸塩泉
疲労回復とリラックス
ナトリウム成分は、体の芯から温める効果があり、冷え性や筋肉疲労を和らげるとされています。
2. 硫酸塩泉(単純泉に近い成分)
また、硫酸塩泉の鎮静作用でストレスを解消し、心をリラックスさせる効果も。湯船に浸かると、体だけでなく心まで軽くなるような感覚を味わえました。
美肌効果
四万温泉の湯はとても柔らかく、肌を包み込むような感触があります。入浴後、肌がスベスベになるのを実感しました。硫酸塩泉は「美肌の湯」とも呼ばれ、新陳代謝を促し、乾燥や肌荒れを防ぐ効果が期待できます。
同じ群馬県の草津温泉の酸性分が強いため、昔から四万温泉は、草津の上がり湯と言われているのだそうです。
また、四万温泉は、入るだけでなく飲むことで体に良いとされている「飲泉可能な温泉」としても知られています。その効能は胃腸の働きを助けたり、便秘解消や消化不良の改善に効果があるといわれています。
四万温泉の湯で得られるパワー
四万温泉の泉質は、その柔らかさと効能の多さから、単なるリラクゼーションを超え、「新しい活力を与えてくれる湯」としても感じられます。
今回の旅行では、心も体も浄化されるような感覚を味わい、一年の疲れをリセットするだけでなく、新しい年へのエネルギーをしっかりチャージできました。
四万の湯に浸かりながら、一年の疲れを癒し、新たなパワーを充電できる四万温泉。
来年もまた、この温泉で一年の疲れを癒やしたいと思います。
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