新しい年が明け、今年の目標を考える中で、あるニュースが僕の心に深く響きました。俳優・真田広之さんがゴールデングローブ賞を受賞したという話題です。
真田広之さんの輝かしいキャリア
僕と同世代(年齢は僕がひとつ下です)の真田さんは、高校生の頃、千葉真一門下のJAC(ジャパンアクションクラブ)の若手俳優として売り出し(JAC若手女優の筆頭には志穂美悦子さんがいました)、「戦国自衛隊」や「リング・らせん」など数々の映画やNHK大河「太平記」や「高校教師」などドラマで主演を張り、40歳を過ぎた頃から「ラストサムライ」「47RONIN」や「ブレット・トレイン」などなどハリウッドや国際舞台でもその名を轟かせている俳優です。
日本の時代劇やアクション映画で培った演技力と身体能力を活かしながら、言語や文化の壁を越えて世界中の観客を魅了し続けてきました。
ゴールデングローブ賞を受賞した今回の作品は、その努力の結晶とも言えるでしょう。
彼のキャリアを振り返ると、その裏に隠された膨大な努力が浮かび上がります。
英語を学び、国際的な舞台に挑戦するための準備を積み重ね、数々の困難を乗り越えてきたはずです。
40代、50代を迎えてもなお、新たな挑戦を恐れずに続ける姿勢には、ただただ頭が下がる思いです。
特に今回の受賞作「SHOGUN 将軍」はプロデューサー兼主役。
とても60歳過ぎとは思えないパワフルなアクティビティは、それだけでも大拍手ものです。
僕自身の反省と課題
真田さんの成功を知ったとき、ふと自分のこれまでの歩みを振り返りました。同じ時代を生き、同じ時間を与えられていながら、僕はどれほど自分の可能性を信じて行動してきたでしょうか?
忙しい日々の中で、「もう遅い」と思って挑戦を諦めたことは何度もありました。
年齢を重ねることで、可能性よりも限界に目が向きがちになり、自分で自分の成長を止めてしまった瞬間があったかもしれません。
しかし、真田さんの姿を見ていると、人生において「遅すぎる」ということはないのだと気付かされます。むしろ、年齢を重ねたからこそ深みを増す挑戦もあるのだと教えられた気がしました。
今年の目標:真田さんに学ぶ「挑戦する心」
僕の今年のモットーは、真田広之さんのように「挑戦し続けよう!」としました。
年齢やこれまでの経験を理由に「もう無理だ」と思わないことを意識します。何かに挑戦するのに年齢は関係ない、という真田さんの生き方を胸に刻み、どんな分野でも一歩を踏み出してみるつもりです。
また、物事の結果や成果ばかりを追うのではなく、挑戦する過程そのものを楽しむ。
今年は「達成」よりも「挑戦」に価値を見出したいと思っています。
たとえ小さな一歩でも、それを積み重ねていけば、いつか自分なりのゴールデングローブにたどり着けると信じています。