日々を彩るエネルギー 

小さな力を感じながら、ゆるやかに前に進む。そんな毎日を気ままに綴っています。

佐野の「とちあいか」を買いに――冬のお手軽ドライブ

こんにちは!今日も読んでいただきありがとうございます。

 

冬の澄んだ空気の中、家内と二人、車で東北道を走り、佐野へと向かいました。

お目当ては、栃木県名産のいちご「とちあいか」

そして、地元の名物も楽しみながら、のんびりとした一日を過ごす、我が家のこの時期の定番ドライブです。

 

佐野田沼ICで降りて、まずは岩崎農園へ

 

東北道佐野インターを過ぎ、北関東道への分岐を走ってすぐの佐野田沼ICを降りて、近くの「道の駅どまんなか・たぬま」に向かいました。

 

ここは地元の新鮮な野菜や特産品が並ぶ人気のスポットで、多くの観光客や地元の人で賑わっています。

車を停めて、まずはまっしぐらに向かったのはその隣にある「岩崎農園」。

佐野でいちごを買うならここ!とご近所に勧められ、通いだして今年で3年目

この農園では、栃木県が誇るいちごの新品種「とちあいか」が販売されています。

 

行きつけの床屋のマスターから、ここのいちごとくに「とちあいか」はお勧めと聞き、一昨年から毎年この時期に出かけています。

岩崎農園のとちあいか、もちろん道の駅でも売られているのですが、少しでもいちご畑に近い方が美味しいという思い込みで、あえて農園で買うことにしています。

確かに、軽トラックで農園に立ち寄って、ささっと2パックほど購入していく地元のおじさんとか見かけますし。。やはり目の前の道の駅とは一味違うのだと勝手に思っています。(笑

 

因みに、昨年は訪れた時期がちょっと遅かったせいもあり、「とちあいか」売り切れていました。

なので今年はリベンジです。(苦笑

 

「とちあいか」は、甘みと酸味のバランスが良く、果肉がしっかりしているのが特徴。

手に取ると、鮮やかな赤色が目に飛び込んできます。

お店のご厚意で、試食もさせてもらいましたが、一口食べた瞬間に広がる甘みとジューシーな果汁に驚きました。

 

佐野市は肥沃な土壌と寒暖差がある気候で、いちご栽培に適しており、スッキリとした納得の甘さでした。

「とちあいか」は大人気

 

佐野ラーメンの名店「匠家」へ

道の駅の道路向こうにあります。お昼時は行列。

いちごを手に入れた後は、佐野ラーメンの「匠屋」へ向かいました。道の駅の向かいにあるこのラーメン店は、佐野ラーメンの名店として知られています。

 

まだお昼前の11時半だというのに、既に店の前には行列ができていましたが、平日ということもあって10分ほどで店内に案内されました。

(佐野に行くとお昼はいつもここなのですが、土日は20分ほど並びます)

にんにくラーメン あっさりとした佐野ラーメンにコクが加わります

 

佐野ラーメンは、青竹打ちの手打ち麺と、あっさりとした醤油スープが特徴。

 

行列に並んでいる間に、店員さんが注文を取りに来ますので、席につくとすぐに待ちに待ったラーメンが運ばれてきます。

 

湯気の向こうに黄金色のスープと、不揃いながらも独特のコシを感じさせる手打ち麺。

やはり佐野ラーメンはこのシンプルさが何よりで、普段はラーメンをあまり食べない僕にとっても、佐野ラーメンだけは別格のグルメです。

 

ひと口すすれば、スープの優しい旨みが口の中に広がり、まさに冬の寒さに染み渡る味わい。手打ちの麺はもちもちとした食感で、これがスープと絶妙に絡み合います。「やっぱり佐野ラーメンは違うよね!」と、二人で頷きながら、一気に食べ終えてしまいました。

 

道の駅で地元の野菜を購入

 

お腹を満たした後は、再び道の駅へ戻り、地元の野菜を見て回りました。

ここでは、新鮮なほうれん草や白菜、大根などが並んでおり、冬の食卓にぴったりな食材が揃っています。

どれもスーパーではなかなか見かけないほど立派な野菜ばかりで、思わずあれこれと買い込んでしまいました。

 

特に目を引いたのが、地元産の干し芋

寒い季節にこたつで食べるには最高のおやつです。家内と「これも買おう」と、いくつか袋を手に取りました。こうして、佐野ならではの美味しい食材をたっぷりと買い込んで、帰路につくことにしました。

 

domannaka.co.jp

羽生PA鬼平の世界に浸る

 

東北道の帰り道は、お決まりの羽生PAで休憩。

このパーキングエリアは鬼平江戸処」として、江戸時代の町並みを再現したユニークな場所です。

まるで時代劇のセットのような雰囲気の中、お土産屋や飲食店が軒を連ねています。

鬼平江戸処(東北道羽生PA東京方面)

 

ここのお勧めは、江戸処のというだけあって、どら焼き、煎餅、お饅頭など、和のスイーツが充実しており、どれも美味しそうでいろいろと目移りしてしまいます。

 

お饅頭などのお土産を買い、時代劇の蕎麦屋みたいな店内で、名物のお汁粉をいただくことにしました。

甘さ控えめの粒あんと、もちもちのお餅が入った温かいお汁粉は、寒い冬の日帰りドライブの締めくくりにぴったり。ほっこりとした時間を楽しみました。

江戸のお食事処の風情で味わうお汁粉は絶品!



のんびりした冬の一日

 

こうして、冬の東北道佐野&羽生方面の小さな旅を終え、家路につきました。

 

冬の絶品フルーツ「とちあいか」をゲットし、佐野ラーメンでお腹を満たし、道の駅と羽生PAでのんびりとした時間を過ごす。

特別な観光名所に行ったわけではありませんが、地元の美味しいものを味わいながら、夫婦でのどかな気分の冬の一日を楽しむことができました。

 

関東近郊にお住いの方は、是非冬のうちに佐野&羽生方面に行かれてみてください。

ほのぼの気分で気持ちが温まりますよ。