昨今、ニュースで話題になっている「お米の高騰」。
恐慌や不作でもないのに、政府が備蓄米21万トンを市場に放出することを決定。
気づけば、家計の中でお米の存在がますます貴重に感じられるようになりました。
そんな中、今日は妻とドライブがてら千葉県まで出かけ、知り合いの農家さんからお米を
直買いしてきました。
お米の高騰と直売の背景
このところの米価格の高騰、調べてみたところ、要因は以下のようです。
1. 供給不足:一昨年2023年産の作況指数は平年並みだったものの、猛暑による品質低下が影響し、約30万トンの供給不足が発生。
2. 需要増加:2023年7月から2024年6月までの米需要量は702万トンと、前年比1.6%増。
これは、コロナ禍からの回復や観光客の増加による消費量の増加が要因とされています。
3. 流通の変化:2024年には、米の流通経路の変化により、前年と比べて18万トンも生産量が増えているはずなのに、行方不明の米が大量に発生。
どうやら、米の値上がりを見込んで小規模な集荷業者や生産者らが、在庫を抱え込んでいるようです。そうだとしたら、全く許せないですね。
これらの要因が重なって需給バランスが崩れた結果、米価の高騰が続いているらしです。
そんな状況だからこそ、農家さんから直接お米を買うという選択肢に注目。
千葉に住む知り合いの農家さんから20キロのお米を直接分けてもらいました。
農家さん直買いの魅力
1. 価格のメリット
今回、20キロのお米を分けていただいたのですが、スーパーで買うよりも圧倒的にリーズナブル。
流通コストや中間業者の手数料がかからない分、農家さんの直売は消費者にも農家さんにも嬉しい仕組みと思います。
2. 安心・安全な品質
農家さんから直接購入することで、お米の生産過程や品質について詳しく聞くことができます。
「このお米はどうやって育てられたのか」「どの品種なのか」といった情報を直接伺えるのは、直売ならではの安心感。
3. 地元応援とつながり
お米を直接購入することで、地元の農家さんを応援できるという側面もあります。地域の農業が活性化すれば、地元全体が元気になるはずです。
直買いのハードルを下げるには?
「農家さんから直接お米を買ってみたいけれど、知り合いがいない」という方も多いかもしれません。そんなときは、地域の直売所やオンライン販売を活用するのもおすすめです。
最近では、生産者と消費者をつなぐマッチングサービスもあるようです。
また、地域のイベントや収穫体験などに参加することで、農家さんとつながるチャンスが広がります。
一度つながりができると、次からは気軽に購入できるようになりますよ。
直買いは新しい消費スタイル?
今回、千葉の農家さんからお米を直買いしてみて、「消費者と生産者が直接つながる」という新しい購入スタイルの魅力を実感!
単に棚に並んでいるお米を購入するより、お得で安心、さらに地元応援にもつながるこの方法は、今後の日本の食文化においてますます重要になるのではないかと思いました。
お米の高騰が続く中、私たち消費者も賢い選択をしていく必要があります。
もし地元に農家さんとのつながりがあるなら、ぜひ一度直売を試してみてください。
きっと新たな発見がありますよ。