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iPhone 16e登場によって、あえてiPhone 15を選ぶ理由が無くなった!

先日、iPhone16e登場に関し、そのインプレッションを書きました。

それまで巷で噂されたSEの後継モデルにはなり得なかった点に関しては、期待は裏切られたものの、シンプルにプロダクトとして僕なりに評価してみるとiPhone16eはエントリーモデルながら最新のA18チップを搭載し、コストパフォーマンスに優れた一台であるといえます。

 

今回は前回とは切り口を変えて、iPhone 16eをiPhone 15と比較したお買い得度をまとめてみました。

 

1・iPhone 15との価格差について

 

*Appleホームページより iPhone16eとiPhone15

まず、価格面を比較してみましょう。

iPhone 15:112,800円

iPhone 16e:99,800円

 

iPhone 16eの方が13,000円安くなっています

「価格が安くても性能が低いのでは?」という懸念に関しては、iPhone 16eの方が大幅に性能アップしているといえます。

 

2・性能差

(1)チップ(CPU)

 • iPhone 15:A16 Bionic(2世代前)

 • iPhone 16e:A18(最新)

 

AppleのA18チップとA16 Bionicチップを比較すると、以下のような性能向上が見られます。

 

CPU(中央処理装置)性能:

役割: コンピューターやスマートフォンの「頭脳」として働き、プログラムの命令を実行する役割を担います。

用途: テキスト処理、アプリの動作、データ計算など幅広いタスクを処理。

特徴: 1つのタスクを迅速かつ効率的に処理することに長けている。

 例:

 • メールアプリの起動

 • 文書作成や表計算ソフトの操作

 

 • 速度向上: A18チップはA16 Bionicチップと比較して、CPU性能が約30%向上しています。 

 

GPU(グラフィックス処理装置)性能:

役割: 主に画像や映像、3Dグラフィックスの処理を担当します。多くの計算を並列に行うことが得意です。

用途: ゲームの描画、動画再生、画像編集、AI処理などに使われます。

特徴: 多くの計算を同時に実行することで、高速な画像処理が可能です。

例:

• ゲームの3Dグラフィックス描画

• 動画の再生や編集

• AIによる画像認識

 

速度向上: A18チップのGPU性能は、A16 Bionicチップに比べて約40%の向上が見られます。 

 

消費電力:

効率化: A18チップは、同等の性能でA16 Bionicチップと比較して消費電力が約30%削減されています。 

 

製造プロセス:

プロセス技術: A16 Bionicチップは4nmプロセスで製造されていますが、A18チップはより先進的な3nmプロセスで製造されており、これにより性能と効率が向上しています。 

 

これらの改良により、A18チップはA16 Bionicチップと比較して、全体的なパフォーマンスとエネルギー効率が大幅に向上しているのです。

 

(2)バッテリー持ち

iPhone 15:ビデオ再生20時間

iPhone 16e:ビデオ再生26時間

 

16eの方が6時間も長く使えるので、充電の頻度を減らせるのも大きなメリットです。

 

(3)ディスプレイとデザイン

iPhone 15:6.1インチOLED、ダイナミックアイランド

iPhone 16e:6.1インチOLED、ノッチデザイン

 

(4)カメラの違い

iPhone 15:48MP広角カメラ + 12MP超広角カメラ

iPhone 16e:48MP広角カメラのみ

 

選択ポイントは下記になります。

 

①超広角カメラが必要かどうか

大きな風景写真が撮れる超広角カメラは非搭載ですが、普段の撮影で超広角を頻繁に使う人は少なく、広角レンズさえあれば十分なケースがほとんどです。

 

②マクロ撮影に対応していない

カメラの機能にはこだわらない、そこそこに使えてきれいな画像が撮れれば良いという方には、iPhone 16eの方が軽量で扱いやすいというメリットもあります。

 

(5)USB-C搭載で拡張性も変わらず

 

iPhone 16eもUSB-Cを搭載しているため、充電やデータ転送の利便性はiPhone 15と同等です。

 

結論:iPhone16e登場によって 15を買う理由は無くなった。

 

iPhone 16eは価格が安いのに、性能はiPhone 15より上という驚きのコストパフォーマンスを実現しました。そのため、今からiPhone 15を選ぶ理由はほぼ無くなったと言えるでしょう。

 

メリット

1) 価格が安い(約13,000円差)

2) 最新のA18チップ搭載で圧倒的に高性能

   アップルインテリジェンスの使用が可能

3)バッテリー持ちも6時間長い

 

デメリット

1) 超広角カメラが無いため風景画は苦手

      *但し通常の撮影用途には支障はない

2)MagSafeがないため最大7.5WのQiワイヤレス充電

         *15WのMagSafeワイヤレス充電はできない

3)デザイン

    ・カラーバリエーションが少ない(白と黒)

    ・ノッチのある画面が少々古臭い

 

 

これらを考えると、コスパ的にはiPhone 16eのほうが確実に優位であると言えます。

もし、iPhone 15を検討していたなら、iPhone 16eを選ぶべきですね!