パワエニ

ガジェット、旅行、徒然に綴るBlogです。

間もなく旧型 iPhone15pro


2007年、初代iPhoneの発売以来今年で17年目。

毎年新しいiPhoneが登場し、今ではMacBookよりも高額なプロダクトになりました。

 

MacBookもしくはPCが無くても困ることはあまりありませんが、iPhoneスマホなくしては毎日が不便極まりない。それほど世の中を変えてしまった大発明品ではないかと思います。

iPhoneが大発明たる所以と功績

それは、おおきく以下の2点。

 

(1)2007年のiPhone発表プレゼンでステーブ・ジョブズが述べている通り、ワイドスクリーンiPod、革命的な携帯電話、革新的インターネットマシーン、これら3つの商品をそれぞれ圧倒的に進化させて一つの製品にしてしまったこと。しかもポケットサイズはそのままで。

 

(2)App Storeによる多種多様なアプリケーションを提供するプラットフォームを構築したことで、ゲーム、エンターテイメント、ビジネス、教育など、様々な分野でのイノベーションを促進しました。

更には、アプリ開発者やアクセサリーメーカーなど、iPhone関連の新たな産業を創出。世界中の企業に影響を与え、ビジネスモデルやサービスの変革をもたらしたこと。

 

以上のような点から、iPhoneは単なるエレクトロニクス製品の枠に留まらず、人々の生活、社会、経済に大きな影響を与えた現代の大発明だと思っています。

 

極私的iiPhone遍歴

 ここでざっと僕のiPhone購入歴を振り返ってみます

 

 iPhone 3G/16GB(2009年)

この当時は、まだまだ新しもの好きが飛びつくガジェットの域。OSの完成度もかなり中途半端で、テキスト入力のコピペ機能がなく、せいぜいショートメール用途くらいでした。

当時ミクシイの投稿はNokiaの携帯での打ち込みがメイン。iPhoneはサブ機という位置づけでした。

 

 iPhone 3GS/32GB(2010年)

カメラが200万画素から300万画素に進化。OSも進化して使いやすくなりました。

 

 iPhone4s/64GB(2011年)

先代のiPhone4が世界的に爆発的ヒット。4sはそのブラッシュアップモデルです。その後iPhone6シリーズまでナンバリングモデルの翌年にsモデルを発売。買うならsと言われていたように、sは 総合性能的にバランスが取れています。

電池交換、パネル交換など修理しながら長く使いました



 iPhone6/128GB(2014年)

発売日発売時刻めがけてアップルストアオンラインで購入。

5シリーズの購入をあえて見送り、4s(3.5インチ)からの乗り換えでした。大きな4.7インチの画面はつくづく良いなぁと思ったものです。

 

iPhone7/128GB(2017年)

イヤフォンジャックが廃止され、あれれと思いましたが、バランスの取れた良い製品でした。

アンテナラインのデザインや、シックで洗練されたカラーバリエーション。この4.7インチシリーズの中でベストと思います。

 

 ・iPhoneSE第2世代/128GB(2020年)

歴代モデル中最のコスパ。なにしろユンキュッパでした。

iPhone11と同じSOCを搭載し性能も申し分なしの名機。しかし。。バッテリーがあまりにもプアーだったのが唯一の欠点。

 

 ・iPhone13/256GB(2022年)

その頃は半導体不足で店頭の商品が枯渇した状態で、ようやくモデル末期の夏場にゲットすることが出来ました。スクエアなデザインはかつての4sを彷彿とさせる感じで僕的にはとても気にいっていました。

 

 ・iPhone15 Pro/256GB(2024年)

 今年の春、家族とフランス旅行に行くにあたり、一眼レフカメラを買おうか迷った結果、15Proへ買い替え。

 

Phone15 Proの良いところ

 

(1)一眼レフ要らず

抜群でのカメラ性能。観光スナップ写真を撮るには光学3倍ズームはありがたいです。

京都街歩きや観光先で、きれいな写真がさっと撮れる秀逸なカメラ。

 

(2)百均ケースでこそ引き立つデザイン

15Proの外装パネルの素材はチタン合金です。

ブルー、ブラック、ホワイトは、セラミック微粒子をチタン表面に蒸着させる「PVDコーティング」という製法で着色されたあと、微細な研磨剤を用いてチタン表面を研磨し、光沢を抑えたマットな質感に仕上げています。

 

尚、ナチュラチタニウムは、PVDコーティングを行わず、チタン素材そのものの色味を生かし、ブラッシュ仕上げによって上品な光沢に仕上げているそうです。

この製法はiPhone15Proならではです。

 

15Pro買ってケースで自己主張する必要はありません。百均クリアケース一択です。

ケースが劣化したら買い換えればOK。なにしろ100円ですしね。!





まもなく旧型、ただしそれは数字だけ

まもなくAppleのトップページは15から16へ。しかし、SOC、電子パーツ、金型、外装その他諸々のパーツの中で新しくなる領域は限られています。

 

新機種が出ても、できることはほぼ一緒。そろそろ替えどきかな?と思ったタイミングでその年のモデルを買って長く使う。それで良いのです。たかだかスマホです。人生の全てではありません。

 

 

 

ギフトショーに行ってきました

日本最大の生活雑貨見本市

ギフトショー、正式名称は東京インターナショナル・ギフト・ショー(TIGS)は、日本で最大級のパーソナルギフトと生活雑貨の見本市です。

毎年春と秋に東京ビッグサイトで開かれ出展社数約3,000社、来場者数約20万人という大イベント。

https://www.giftshow.co.jp/tigs/98tigs/2024autumn/news0905.htm

 

サラリーマン時代は業務に関連する系統の展示会に足を運ぶことが多く、ギフトショーに足を運ぶのは今回が初めてで、「パワエニ」で扱う商材を掘り起こそうという目的で行ってきました。

お目当てはデスクワークの合間のリラックスグッズ。モバイルワークの便利グッズです。

「場内は撮影禁止です」というアナウンスが流れていたので、ここに掲載は出来ませんが、色々とユニークなグッズを観ることが出来ました。

 

ホームページより東京ビッグサイト全景


ビッグサイトの区画レイアウト

ここでビッグサイトの区画概要を整理すると

・東会場:(東1〜7ホール)から構成されており、各ホールの広さは90m×90m。

合計すると約56,700㎡の展示面積。東京ビッグサイト全体の展示面積の約45%を占めています。

他の展示棟は以下の通り

 ・西展示棟: 約39,500㎡

 ・南展示棟: 約27,400㎡

大抵の展示会は東ホールで行われますが、今回のケアショーは東展示棟と西展示棟で行われましたのでかなり大規模な展示会です。

 

中国そのまんまの第7ホール

圧巻だったのは、東展示棟7ホール。「インポートギフトフェア」と銘打たれたホールにぎっしりと並ぶ数百社のブース。そのほぼ全てが中国企業

 

日本の会社のブースのスタッフさんは、ややもすると「(単に会社の指示で来ました)やらされ感」的雰囲気を醸し出しちゃったりしているものです。

対して、この第7ホール。遥々外国から日本に来て、商機を得んとしようとする人々たちの発するオーラは格段に次元が違います。

凄まじいばかりの熱気に包まれていました。

 

僕はここのエリアを2時間くらいかけて全てのブースを見て回りました。

今回の掘り起こし商材のメインの一つである、オリジナリティのる布製のバッグやポーチ。その縫製関係の会社は中国の産業構造上やはりまだまだ多かったです。

現在日本の多くのアパレルが進出している、カンボジアベトナムに比べると、いささかコストは高くなるのでしょうが、現在の中国企業の強みは、独創性と提案力です。

 

特に華南地域といわれる深圳や東莞の工場は、世界と勝負し始めて30年の物作りの歴史を持っていいます。

つまり30年前、日本企業の駐在員の指導を受け、一世代受け継がれてどっしりと「中国に根付いたものづくり」なのです。

加えて、僕が中国にいた10年前からは、仕事のスタイルが確実に進化してると感じました。

 

中国食文化を理解しないと彼らと円滑な人間関係を築けない

昼時だったので、スタッフの方々が人目を憚ることなく、どーんとブースのテーブルで和気あいあいとカップ麺を食べたりしているのはご愛嬌。

お行儀が悪いとか、お客ないがしろ、などの目で見ることは慎みましょう。

 

そもそも中国は数千年の歴史の中でも何より食べることを重んじる国なのです。「何よりも」です。

その伝統的シンボルとしてよく知られているのは、鼎(かなえ)です。古代中国において、食物を煮炊きするための青銅製の古代中国の王や貴族だけが所有を許された特別な器。

新王朝が成立すると、前の王朝から鼎を奪うことが、権力の移譲を象徴する重要な儀式。

現代中国においても、鼎は国家の象徴として、重要な儀式や国家機関のシンボルとして使用されています。すなわち数千年の過去から現在に至るまで、権力者の第一使命は民を食べさせること。人々は食べることが生命・活力の源であり、日常生活の最も重要な支え。。

 

よって展示会だから、マネージャーから「お昼適宜食べて来てくださいね。」的な一言のあとは自己責任。結果的にスタッフはお昼を食べられなかった。。などということはあり得ません。だったらみんな一緒に食べましょうなのです。

 

また中国では、「ご飯食べた?」(吃饭了吗? ちー・ふぁん・ら・ま?)は、挨拶として頻繁に使われるフレーズです。「こんにちは」と同じような感覚で使われ、相手への気遣いを示す言葉です。

 

中国では食べることはコミュニケーション、人間関係、文化、そして人生を楽しむ上で欠かせない重要な要素なのです。

 

 

第7ホールでの収穫

 このエリアで30名ほどの名刺交換をさせていただきました。

パワエニ特製のポーチなども依頼してみようかなと思い、幾つかのOEM工場とも商談。

近々訪問する会社も数社発掘できこれからますます楽しくなりそうです。

 

それではお楽しみに!

SE/30 コンパクトMacの金字塔

Macintosh SE/30は、1989年に発売されたコンパクトなパソコン創世記のハイスペックマシーン。

小さな筐体に9インチモノクロモニタを一体化。当時としては高性能なプロセッMotorola 68030を搭載していました。

 

その時代はノートPCが世に登場する前だったので、7キロの重量物を専用のバックパックで担いで電車に乗っているコアなファンをごく稀に見かけたりもしました。

 

SE/30との出会い

 

2001年1月4日(お正月休み)に購入した記録がスケジュールソフト「Now Up-to-Date」に残されていました。(写真参照)

あの頃かなりオールドMacにハマっていて、まめに購入履歴をこのSE/30に入れいたようです。

この画面を見ると翌週にSEを買ったとありますね。続けてQuadra700などの名機をアキバ巡りでゲットしました。

 

 

購入場所はアキバのガレージセール。

駅前の大通りを一本向こうに入った、今ではメイドカフェの女の子たちが手招きしている裏通りの雑居ビルの1Fが駐車場になっている場所です。

 

土・日になると、色々なお店がビデオデッキ、ジャンクガラケー、デスクトップPCから抜き取ったHDDやビデオカード、メモリー、CD-ROM等々さながらジャンク大放出会場。

稀にオールドMac本体が並ぶという感じ。

 

なのでこのSE/30はさしずめ初売りの大放出品ような感じで、価格は2万円ちょいだったと思います。

 

全バラの儀 

 

あの頃僕はオールドマックを購入すると、必ずバラして中の構造をしみじみと眺め、再び蓋を閉めるという変な儀式(?)を執り行っていまして、購入早々このSE/30もバラしてみました。

 

SE/30の筐体は、通常のドライバーだけでは開けられない特殊な構造になっていて、筐体のビスを外したあと「マックオープナー」という平たい金属製のヘラのような形状をした専用工具が必要。これはアキバのラジオデパートで700円くらいで購入した記憶。

これをSE/30の本体とリアカバーの隙間に差し込み、テコの原理を利用して筐体を開けるのです。さしずめ職人の道具です。

 

さてさて、オープナーでSE/30を開腹して、しみじみと眺めた内部構造はというと。。

重厚なガラス製ブラウン管式のディスプレイはソニー製。その下に小学生が使う下敷きのようなロジックボードとアナログボード。3.5インチフロッピードライブ。当時オプションだったハードディスクドライブもしっかり組み込まれていました。たかだか80MBくらいの容量にもかかわらず、これがまた巨大で、分厚い本一冊くらいのボリューム。一番下にずっしりと巨大な電源ユニット。

 

これらがコンパクトな筐体の中に効率よく配置されたさまは、さぞかし設計には苦労したんだろうなぁなどと想像力を巡らせ、エンジニアへの敬意の念を抱いたものでした。

それと、オープナーで開けた筐体の裏面には日本の金型メーカー、東北ムネカタ社の刻印があり、まさにSE/30は、当時の世界に誇る日本のモノづくりの賜物だったと云えます。

 

SE/30の魅力

 

(1)デザイン

コンパクトで洗練されたそのデザインは、ドイツのフロッグデザイン社が手がけたものです。同時代のフォルクスワーゲンゴルフも同社のデザインなんです。

よく見ると双方どこか雰囲気が似ていませんか?

 

(2)大容量メモリ

なんと!ロジックボード上に8つのSIMスロットがあります。

ここに 30ピンSIMMと呼ばれるタイプの16MBのメモリを8本刺すと、128MBまで認識するのです。

今のPCに例えると128GBメモリといったところでしょうか?完全にオーバースペックですね。

 

因みに僕のSE/30は三菱の1MBのメモリが8本刺さっていましたが、これでも当時のPCとしては十分すぎるメモリ容量。

 

進化が速かった当時のPC

 

発売時は高性能とはいえ、その時代のパソコンの進化は日進月歩。

入手した2001年当時はカラーモニタ化。CPUも68303〜68040〜PowerPC601〜603〜G3~G4と目まぐるしく進化。

おまけにインターネット興隆期でしたので、インターネットに繋がらないSE/30でできることは主に、前述の「Now Up-to-Date」でMac購入履歴管理。

加えて、当時のMacの標準ソフト「ハイパーカード」上で動くゲームソフトや簡単なデータベースを動かすことくらいでしたか。ちなみに「ハイパーカード」はWebブラウザやHTMLの設計に大きな影響を与えました。

 

シマシマック

 

さすがに35年も経ったオールドマック。その寄る年波には勝てず、数か月前からモニタが縞々となってしまうシマシマックの症状が現れました。

原因は電解コンデンサーの液漏れらしく、交換が必要なコンデンサ秋葉原のパーツショップで買い揃えました。

いつかまたはんだごてを握って修理をしようと考えています。

そしたらまた報告しますね!

中国出張準備(2)通信&キャッシュレス決済編

今回は前回に引き続き、中国に出かける際の事前準備その2です。

 

今や生活に無くてはならないスマートフォン。それは中国もしかりなのですが、生活の密着度合い的に、中国はかなり濃いです。

 

日本の比じゃないスマホ事情

お友達コミュニケーションはWeChat。支払いもWeChatまたはAlipay 。お買い物はAlibaba。 日常の移動はDiDiで白タク手配 。ちょっと空いた時間はTiktok。。

 

中国では子供から老人まで、とにかくスマホがないと何も始まらないと言ってしまっても決して過言ではありません。

 

深圳にはしっかりHuaweiショップがあります

ちなみに中国でのスマホメーカーシェアはHonor(Huaweiの携帯電話会社)が20%でトップ。

以下、OPPOvivoApple、Xiaomiの順で続きます。

各社のシェアは19〜15%で拮抗。これら5大メーカーがつばぜり合い、

市場の9割を占めているとのこと。

確かに深圳では、日本ほどiPhoneは見かけず、割合的には5人に1人程度という当感じでした。

 

徹底したキャッシュレス

 

中国行かれる場合、空港での人民元の両替は全く必要ありません。コンビニ、スーパー、電車、タクシー100%キャッシュレスです。

コンビニで現金を差し出すと、店員さんからは「えっ!?」っとびっくり。

先月8年ぶりに深圳に行って、本当にこれには驚きました。

 

現地の友人に聞くと、「念の為に財布には現金入れてるけど、この3年使ったことがない。」

のだそうです。もはや現金決済は昔の習慣となっています。

 

決済アプリは「We Chat Pay」または「Alipay」。

既にWe Chatをお使いの方はWe Chat Pay、そうではないかたはAlipayで良いと思います。

どんなお店でも必ずどちらも使えます。

こちらを出発前にスマホに落とし、クレジットカードに紐づける。これMust。

 

ちなみにクレジットカードは、ほぼ%使える場所がありません。カードが使えるのはホテルのフロントでの代金支払のみ。

 

通信環境(コミュニケーションツール)

 

まず念頭に入れて置かなければならないのは、中国ではGoogle系アプリの他、LINEが使えません。したがって以下のツールを活用することになります

 

①WeChat:中国国内及び日本の家族との連絡

中国の国民的アプリですので最も安定した通信ができます。

中国渡航の際、ご家族が同行されるか否かにかかわらずご家族も含めアプリを落として、 ID登録しましょう。アプリに決済機能が付いていて、これが先程のWe Chat Payです。

 

iOSメッセージ・Face Time(ご自身ご家族ともにiPhoneの場合)

日本のご家族にとっては、馴染みのない中国アプリWeChatを入れるより、此方のほうがスムーかも。。

 

通信環境(インフラ)

スマホの通信環境確保大きくくくると3つです

(1)日本の携帯電話会社のローミングプラン

 一時期に比べると安くなりました。一日1,000円程度でデータ量制限なし。

 ちなみに僕が契約しているUQモバイルですと、専用アプリを落として事前予約をすると、1日690円で使えるようです。

ただし中国から日本への通話は1分間で175円。SMSは、70文字までで100円、それ以上の文字数ですと従量制とのことなので、WeChat等のツールの活用がリーズナブルですね。

 

(2)チャイナ・ユニコム チョコSIM

             

月々498〜で常時中国の携帯番号が保有できます。

但し日本契約のため中国で使うにはローミング設定となります。

前回の中国出張で使用したのですが、通信の安定性が良くなかったので、今回は下記のデータSIMカードを購入しました。

 

(2)データSIMカード

  アマゾン等で購入出来ます。次回の出張では此方を使ってみようと思います。

  1500円でした。

次回の出張で使ってみようと思います

まとめ

 そんなこんなで中国渡航、1にパスポート。2にスマホです。

 



中国出張準備(1)ビザ取得編

来週からまた中国深圳に出かけてきます。

 

中国への渡航に関しては、コロナ以降渡航手続きや、現地の事情が大きく変わっていますので戸惑う方も多いと思います。

また中国関連のネット情報は新旧混在している状況なので、最新情報にたどり着くまでが大変。

そこで、以前の記事でも簡単に触れましたが、ここでそのポイントを整理してみました。

中国行かれる方は参考になさってください。

 

今回はビザ取得編です

現在中国渡航は、観光目的でもビジネスでもビザの取得が必須です。

申請に当たっては以下の流れとなります。

 

ビザ申請書類の準備

①パスポート残存期間が半年以上あること

   (ビザ申請にあたっての前提条件です)

 

②必要書類(詳しくは③)を管轄区域の中国ビザセンターへ申請(オンラインと書類持ち込み両方で)

まずは申請書に必要記載事項を書き込み、オンライン申請を済ませたあと、その申請書をプリントアウトして直接のビザセンターに持ち込みます。

(以前はビザセンター訪問予約が必要だったらしいですが、現在は予約不要です)

 

中国ビザ申請サービスセンター(東京有明

https://bio.visaforchina.cn/TYO3_JP/qianzhengyewu

 関東地方にお住まいの方は東京有明が所轄です。

 

新橋駅からゆりかもめ東京ビッグサイト下車。

改札階(2F)のコンコースに直結する有明フロンティアビルの12階にあります。

 

 

  

 

③必要書類

(イ)申請書

 かなりの項目の個人情報(住所、生年月日、学歴、家族情報、近親者情報、現在及び過去5年 に遡っての勤務先情報など)を記入するので、僕の場合は見直し含め2時間くらいかかりました。

 プリントアウトすると表紙含め10枚程度になります。

 

(ロ)顔写真:当日ビザセンター内の自動証明写真機でも撮れます(千円)

  *街の自動写真装置で取る場合の注意点

    サイズ(48*33)、背景=白、眼鏡は取る

 

(ㇵ)パスポート:

  直近取得された旧ビザや居留証明が添付箇所のコピー

  (旧パスポートの場合は旧パスポートごと提出)

 

(二)招聘状:ビジネス目的で出かける方はMビザの取得が必要です。

  訪問先企業へ発行をお願いしてPDFで送ってもらってください。

 

 *招聘状の取り寄せ以外、申請する内容は観光(L)ビザもビジネス(M)もほぼ一緒です。なので審査面談のヒアリングで突っ込みが入るリスクを考えると目的に応じたビザを申請することをお勧めします。

 

ビザセンター当日の流れ

①受付カウンターに並ぶ:提出書類が揃っているかどうかのチェックおよび受付番号票の受理。

 

   ・申請書、パスポート、証明写真

     写真はセンター内の証明写真機も撮れます。

 

②面談ヒアリングの順番を待つ

  ある意味これがメインイベントかもしれません。

  僕が行った日、特に二回目の8月末は120くらいの人たちがぎっしり。

  なんと! 3時間待ちでした。

 

③面談ヒアリング

 大型モニターにチャイムとともに呼出番号が表示されます。

 係官の方との面談と書類記載内容に関しての質問等で所要時間は5分くらい。

 書類記載不備はその場で訂正可能。

 追加でパスポート必要箇所(直近で取得したビザ等)についてコピーするよう

 指示がありますので、カウンター向こうのコピー機でコピーを取り、

 パスポートそのものは(そこにビザを貼り付けますので)預けます。

 (1枚10円ですので。普段キャッシュレスの方も小銭を用意)

 

ヒアリングが終了後、ビザ引換証と支払い受付番号票が渡されます。

 

 

③支払い

 フロア別の窓口で支払いを済ませ終了です。(クレジットカードの他Alipayなど中国キャッシュレスも使えます)

 

 ちなみに、僕の現在の職業は「商人」に該当し、渡航目的は商業活動なので、ビジネス(M)ビザの申請となりました。

 年に数回は深圳に行く予定にしていますが、初回はシングルビザの申請のみ受付。次回からマルチビザ受付可能ということでしたので、7月、8月と二度(受取を含めると合計4度)足を運ぶことになりました。

  

ビジネス(M)ビザ申請料金

   ・シングル:.          7,750円

   ・マルチ(3年):13,000円

 窓口で確認したところ、ビジネス(M)マルチビザには有効期限2年と3年の二種類があります。申請料金は同じですが滞在可能期間に違いがあり、2年マルチは滞在可能期間90日、3年マルチの場合は30日だそうです。

僕は今回3年マルチをとりました。

 

④ビザ受取

 申請日を含め実働4日目には受取が可能です。ビザ引換証に受取可能日が記載。

 受取に関しては10人待ち程度で流れもスムースなので20分くらいですみました。

 

。。とまあ、根気強く作成が必要な申請書作成。

じっと2〜3時間待ち続けるビザセンター。

苦行のようなビザ申請でしたが、なんとか念願のマルチビザが取得できました。

これで3年間は中国に行き来できるようになりましたのでホッとしています。

  

 

京都安井金比羅宮:心機一転のパワースポット

関西随一の縁切り縁結び神社

僕は、京都が好きで、毎年1〜2回は必ず行くのですが、京都の観光名所の中でも、一風変わった存在感を放つのが、東山区にある安井金比羅宮です。

通称「縁切り神社」として知られ、悪縁を断ち切り、良縁を結ぶご利益を求めて、全国から多くの参拝者が訪れます。

安井金比羅宮は以前の記事でもちょっとだけ触れましたが、ここで詳しくご紹介しておこうと思います。

 

起源

安井金比羅宮の創建は、飛鳥時代藤原氏の祖・藤原鎌足が子孫の繁栄を願い、藤の木を植えて「藤寺」を建てたと言い伝えられており、これが起源とされています。

その後「観勝寺」と名を改め、その藤をこよなく愛したのが崇徳上皇でした。
1156年の保元の乱で敗北した上皇は、讃岐国流罪となってしまいます。

後に後白河法皇により正式に崇徳上皇を祀る神社となり、現在の安井金比羅宮に至ります。

 

縁切り

讃岐国流罪となった崇徳上皇は、何度も京都へ戻りたいと願い出ましたが受け入れられず、上皇はやせ細って「人ではない姿」になってしまい、失意の中で二度と都の土を踏むことなく亡くなったのでした。

 

「縁切り」は主祭神である崇徳上皇が、人の世への一切の未練を断ち切り、現在もある金刀比羅宮の中に籠もり人の世への未練を断ってしまったことに由来します。

 

このことから、神社は「何かへの未練を断つ」、「断ち物の祈願所」として人々に信仰されるようになりました。


つまり「縁切り」とは、人の心を惑わす悪いものとの縁を断ち切って、すっきりとした状態にする、身を清めるという意味なのだそうです。

 

縁結び

また、安井金比羅宮上皇の后の阿波内侍と過ごした場所。二人は上皇の流刑により引き裂かれてしまいましたが、上皇は自分と同様に相思相愛の人が引き裂かれてしまうことのないようにお護りしたことから、邪魔をする悪縁を絶って良縁を保つという「縁結び」のご利益があるのだそうです。

 

納得!最強のパワースポットだった

僕はこの神社を知ったのは、岐阜に単身赴任していた3年ほど前。

会社内が業容拡大に伴い、人間関係もギスギスしてきたことも相まって、そろそろ関東に戻りたいなと考えていた頃です。

 

近所の料理屋のご主人から安井金比羅宮のお話を聞き、京都巡りのついでにお参りをしてお守りを頂きました。

その後運良く転職が叶い、さいたまでの家族との生活に戻ることが出来たのです。

 

そして、今回のサラリーマン生活との決別。もちろん安井金比羅宮を訪れ祈願してきました。

お参りのポイント

 1)まずは境内に入ると、筆ペンと短冊がおかれたコーナーが目に入ります。

 

幾つかのテーブルがおかれているのですが、結構な混雑ぶりです。

 

自分の周囲の環境を変えていきたい、神様にもすがりたいと願っている人たちがみなそれぞれの思いを込めて短冊に願い事を綴っている様を見ると、自分一人で悩んでいる場合ではない。現状に甘んじている場合ではないという気持ちになります。

 

自分が決別したい事柄、新しく結びたいご縁を願い短冊に書きましょう。

 

書き終わったら、100円ほどのお金を備えてある小箱に投入。

 

2)縁切り縁結び碑(いし):中央に穴の開いた巨大な絵馬の形をした石。

 

先程の短冊をこの碑に貼り付けます。貼り付けるチューブ入りののりがそばの机に何本も置かれています。

 

既に夥しい短冊が貼り付けられています。まさに祈りが凝縮されたスポットですね。

 

次にこの碑の真ん中に空いた穴を腹ばいになってくぐり抜けます。

悪縁を断ち切りたい場合は表から裏へ、良縁を結びたい場合は裏から表にくぐるのだそうです。

行列となっている場合が多く、短冊を碑に貼り付けるだけでもご利益はありました。

 

  • お守り:縁切り、縁結びをはじめ、様々な種類のお守りが用意されています。
 

常に持ち歩いているお守り

まとめ

関東ではあまり知られていないスポットですが、今回その起源を僕なりにまとめてみたところ、改めて安井金比羅宮が並ではないパワースポットであることがわかりました。

清水寺五条坂などの名所からも程近く、是非街歩きの途中にでも訪れてみてください。

きっと新しい世界が広がりますよ。

PowerBook G3用ケース現役復活!

TUMIを使い続けて20年

 

会社勤めをしていた頃からずっとTUMIのビジネスバッグの愛用者です。

かれこれ20年。黒のビジネスブリーフを6〜7個買い替えてきました。

一個で3年くらい使うと言う感じですが、寿命による買い替えというより、新作に目移りして旧タイプをヤフオク等で処分するという感じですね。

 

TUMIの良さはなんといっても、素材のバリスティックナイロンの丈夫さにあります。

普通の通勤バッグですと2年も使っていると、コーナーが擦れたり、破れてきたりとか相応の経年劣化というやつに見舞われるのですが、TUMIは耐久性的にはその2〜3倍は使える感じでしょうか?

 

次に、収納性。

PC,タブレット、書類、財布、キーケース、書籍等々収納するアイテムに応じた、痒いところに手が届くポケット。

 

TUMIを使い始めると、もう他のバッグに乗り換えようという気が起きません。

普段使いで使っていたTUMIブリーフ

 

会社勤めを辞め、ブリーフタイプを使わなくなった

現在TUMIのブリーフタイプは、薄いのとエクスパンドできる2つのタイプを持っています。

普段使いと、1泊程度の出張用。

 

しかし、7月に会社を辞めましたので、毎日使っていた通勤用の薄型のやつはオークションに出そうかと思っています。

エクスパンドできるタイプは、京都旅行などまだまだ出番がありそうなので、手元に置くことにしました。

 

そして主役交代

会社を辞めて、今の相棒は写真のリュックタイプです。此方も性懲りもなくTUMIです^^;

ロンドンのビートルズストアで買た"Abbey Road"タグ

さすがにスーツには合いませんが、スタバでもどこでもこれを持ち歩いています。

 

春先のパリや、先月の香港深圳街歩きにはちょうどよいサイズ。

収納ポケットも多く、何を何処に入れると決めて使えばとても便利なリュックです。

 

これにMacBookを入れて持ち歩く時は、必ずPCケースに収納しています。

傷だらけのMacBookってなんだかMacっぽくないでしょ?

(会社のWINDOWS ノートは裸のまま無造作にバックに入れてましたけど。。。)

 

 

こだわりのノートPCケースは意外にも。。

90年代なかばに僕がPowerBookデビューした頃、モバイル系Blogが火付け役となり、あるノートPCケースが人気となりました。

厚いウレタン地でできていてノートPCにパツパツにフィットするタイプで、その名も

「Wet Suits」

 

色はオレンジで周囲の縁がちょっと色味を変えており、かなりおしゃれなPCケースでした。

僕も欲しくなって、アキバのT-ZONE(今はないですね)に出かけたのですが、サイズ的にはいわゆる10インチ程度のサブノート用。

大きく分厚いPowerBookには小さすぎました。

 

それで。。こともあろうに、このWet Suitsが使いたいばかりにPowerBookDuoを買い足したのです!

しかし。。わかってはいたことですが、拡張性のないDuoでは、できることがあまりにも限られるため、ヤフオクに出してしまいました。Wet Suitsをおまけに付けますって言うタイトルにしたら落札希望者の方から「Wet Suits??スキューバはやってませんので」みたいなご連絡を頂いたのはご愛嬌。。。。。(汗

 

今でも使ってるPowerBookG3用 PCケース

写真のPCケースは99年あたりのマックワールドエキスポで買ったのだと想います。

デカくて分厚いPowerBookG3にジャストフィットするウエットスーツ地のケースです。

MacBookにはオーバーサイズなので、十数年戸棚の奥にしまい込んでいました。

PB G3風(白いAppleマークが中央に)

 

ビジネスブリーフを使わなくなり、MacBookがすっぽり縦に入るケースを捜していたのですが、なかなか良いものがありませんでした。

 

たまたま棚の奥にしまい込んでいたḠ3ケースが出てきて。。。

これ左・右・天面と、3面開くんですね。

開口面が広いので縦入れにも適しています

なので、これをリュックに縦入にしておいて、上面になった箇所のジッパーを開けっ放しにしておくと、MacBookの出し入れがとてもスムーズになるということがわかりました。

 

約25年ぶりに便利に使っています。

リュックの中の保護緩衝用なので、ぶかぶかなくらいが出し入れがスムースでちょうどいいです。

 



ということで、TUMIのお話が何故か、25年を経て現役に復帰したPB G3ケースのお話になってし合いました。。