このブログについて
Macや旅、日々の暮らしの中で気づいたことを、気ままに綴っています。
古いMacを楽しむこと、街を歩くこと、そして日常を少し心地よくする工夫。
そんな「好きなもの」を、自分のペースで記録していくブログです。
新着記事
- 65歳の記念に、家族でソウルへ。食べて、歩いて、買い物した4日間(後編)
三日め(5月23日)——宮殿めぐりと、もう一度出会えた焼肉の味
朝9時にホテルを出発。この日は宮殿めぐりから始まりました。
まずは景福宮(キョンボックン)へ。堂々とした宮殿を歩いて回ります。週末とあって韓服姿の観光客も多く、華やかな雰囲気。

その後は歩いて昌徳宮(チャンドックン)へ。こちらはまた違った落ち着いた佇まいで、歩いて訪れた甲斐がありました。

昼はバスでソウル駅へ移動。旧駅舎を見ていると、どことなく東京駅を思い出します。

ロッテマートで昼食と買い物。妻はお菓子のお土産をまとめ買いし、息子はまた服を見ています。
僕はボタンダウンシャツとポロシャツを探していたのですが、今回は気に入ったものに出会えず。。。
午後3時半にホテルへ。宮殿を2つ回り、ソウル駅周辺も歩いたので、さすがに3人とも疲れ気味。
夕飯に備えて、しっかり休憩。
そして夜は、鍾路3街の「味カルメギサル専門」へ。ひと口食べて、「これだ」と思いました。

初めてソウルで焼肉を食べたときの、あの感動にもう一度出会えたような気が。。。
家族も大喜び。今回の旅で、特に心に残った食事。
食後はホテル周辺の仁寺洞を散歩しました。夜の路地は昼間とはまた違う雰囲気で、店をのぞきながら歩くだけでも楽しいものです。

残ったウォンは息子にも渡し、最後の買い物に。翌日の帰国を前に、ソウルで過ごす最後の夜を楽しみました。
帰国日(5月24日)——帰国の日に感じたこと
楽しかった旅行も、あっという間に帰国日。
朝6時に起き、シャワーを浴びてから朝食へ。このホテルの朝食は野菜が豊富で、最後までおいしくいただけました。
午前8時45分ごろにチェックアウトし、歩いて空港リムジンのバス停へ。
着いて1〜2分でバスが来て、帰りの移動も実にスムーズ。
3人分の運賃5万1,000ウォンは、あらかじめ現金で取っておきました。
乗ったときは半分ほどの乗車率でしたが、途中の停留所を回るうちに、ほぼ満席に。午前10時過ぎには空港に到着。
空港では、息子が買い物の免税還付を受けるため、何度か窓口に並びました。こういう手続きも、いい経験だと思います。
今回の旅では、息子がGoogleマップでの道案内を自分から買って出たり、店員さんと会話しながら服を選んだりする姿が印象に残りました。
前の晩には、仁寺洞の周辺を1人でぶらぶらしていたそうです。
名所や食事ももちろんですが、家族のそんな姿を見られたことも、この旅の思い出になりました。
空港のフードコートで食事を済ませ、午後12時55分発の便で成田へ。
午後3時前に到着し、スカイライナーに乗って帰宅。
65歳の記念に、家族で歩いたソウル。
立派な宮殿も、南山からの眺めもよかったけれど、思い出すのは、市場であれこれ選んだ時間や、おいしい焼肉を3人で囲んだ夜です。T-moneyカードには、それぞれ6,400ウォンが残っています。これは次の韓国旅行まで、取っておくことにします。
- 65歳の記念に、家族でソウルへ。食べて、歩いて、買い物した4日間(前編)
気づけばもう9月ですが、5月に家族で出かけたソウル旅行のことを、日記を頼りに書き残しておこうと思います。
今回は65歳の誕生日の記念旅行。妻と大学生の息子と3人で、3泊4日でソウルへ行ってきました。
ソウルは以前、出張で訪れて以来、二十数年ぶりです。街がどんなふうに変わったのかも楽しみでしたし、焼肉好きの家族に、本場の味を食べてもらいたいという思いもありました。
宮殿を歩き、市場で買い物をして、夜は焼肉。振り返れば、よく歩き、よく食べた4日間でした。
前日(5月20日)——仕事を終えて成田へ
出発前日の東京は、最高気温が30度になる暑さ。
この日はいつもどおり仕事に行き、午後4時過ぎに仕事を切り上げて成田へ。
午後6時半前に第1ターミナルに着き、少しして妻と息子と合流。
空港の和食レストランで夕飯を食べ、シャトルバスで東武エアポートホテルへ。
翌朝の便に備えて、この日は前泊。
初日(5月21日)——ソウル到着、まずは東大門へ
朝は雨模様で、前日とは打って変わって少し肌寒いお天気。
6時半にホテルで朝食。息子は、なぜかホテルの朝食ではサラダと白いご飯という組み合わせが多く、この日もそのパターン。なんとも風変わりな朝ごはん。
7時ちょうどのシャトルバスで空港へ向かい、8時55分発のZIPAIRでソウルへ。
ZIPエアーはJAL系列のLCC航空会社。座席にモニターはなく、機内食やスーツケースの預け入れは別料金。今回、荷物の預け入れは1個8,000円くらいでしたが、短いフライトなので、僕にはこれで十分。
仁川空港には、ほぼ定刻の午前11時半ごろに到着。
こちらも雨模様で、気温は20度くらいで、少し肌寒い感じ。
空港のフードコートで軽く昼食を済ませると、息子のリクエストで、妻と息子は二人で空港近くのカジノへ。
仁川空港から第1ターミナルのすぐ南に、クルマで約5分ほどの場所に「パラダイスシティ」という外国人専用カジノがあるのだそうです。気楽に行けるカジノらしく。下記のような会員カードを作って入会するらしいです。

僕はその間に両替など。1万円が8万7,000ウォン。
ソウル市内移動用にT-moneyカードを3枚コンビニで購入。それぞれ2万ウォンずつチャージ。

このカードには、旅行中ずいぶんお世話になりました。
午後3時過ぎ、2人が戻ってきました。息子は1万円で挑戦し、一時は1万8,000円くらいまで増えたものの、結局はすってしまったとのこと。「カジノはもうやらない!」とのこと。本人なりに、ひとつ勉強になったようです。
空港からは6011番のリムジンバスで市内へ。横3列のシートがゆったりしていて快適、快適。
料金は1人1万7,000ウォン。昌徳宮のバス停で降り、7〜8分歩いて、今回の宿「イビス・アンバサダー仁寺洞」に到着。
https://www.trip.com/w/c6hlweXNQW2

少し休んでから、地下鉄で夕暮れ時の東大門へ。

玩具街や、川沿いに手頃な服を売る店が並ぶ一角には、どこか昭和の日本を思わせる雰囲気があります。レゴが趣味の息子、品揃えの豊富なレゴのお店で、さっそく値段をチェック。
夕飯は、妻のお友達おすすめの「陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ」へ。
https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=2900
いつも行列ができるという人気店ですが、午後8時ごろだったこともあり、5〜6分ほどで別館に案内されました。
鶏肉はおいしく、スープはかなりあっさり。卓上の塩やコショウを加えて自分好みの味にすると、ちょうどよくなりました。

ホテルに戻ってひと休みした後は、地下の浴場へ。
石造りの落ち着いた浴場で、サウナはありませんでした。
ちょうど誰もおらず、ゆっくりお湯につかって初日の疲れを取りました。

二日め(5月22日)——市場の買い物と、南山からの眺め
朝7時半に朝食へ行くと、欧米系団体客と重なり、レストランは大混雑。

20分ほど待ちました。韓国風、洋風、食材も割と充実しており味はなかなかよかったです。
午前9時半にホテルを出発。この日は手頃な買い物を楽しむ一日に。
まずは南大門市場へ。日本語が流暢なおじさんの革ジャン専門店で、息子が革ジャンを購入。

値段は32万ウォン。日本なら10万円近くしそうな品で、本人はご満悦。
妻もコスメのお土産をまとめ買い。それぞれ目当てのものが見つかりホクホク笑顔。
昼は東大門へ移動し、ビビンバなどで腹ごしらえ。
その後は午後2時半ごろまで別行動。息子は引き続き服を物色。
買い物にかけるエネルギーが違います。
その後はいったんホテルに戻ってから、妻のリクエストで南山ソウルタワーへ。
上から眺めると、漢江も含めてソウルの街が一望できます。

市場のにぎわいの中を歩くのも楽しいですが、こうして街全体を眺める時間もいいものです。
65歳の記念旅行にふさわしい景色でした。
夜は再び東大門へ。「河南テジチッ 東大門店」で焼肉を食べました。
https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=34136
家族は満足していましたが、僕には、もうひとつ忘れられない味があります。

26〜27年前、初めてソウルを訪れたときの焼肉です。あのときは、しばらく日本の焼肉が食べられなくなるほど感動したものでした。
今回は肉を少しと、冷麺をいただきました。もちろんおいしいのですが、昔の記憶にある感動とは少し違う。
日本の焼肉がおいしくなったこともあるでしょうし、自分の好みも変わったのかもしれません。翌晩は、鍾路3街のお店に行ってみることにしました。
- MacBook Pro 15インチMid2012はまるで古いメルセデス
■ 秋葉原のジャンクショップにて遭遇
先日、秋葉原のジャンクショップをぶらぶらと物色していたところ、Dランク・箱付きの15インチMacBook Pro 2012 非Retinaモデルが目に留まりました。
値札は7,500円。Dランクの理由は「DVDスロットの排出不良」とのこと。光学ドライブなんて今どき滅多に使わないので、軽い気持ちで連れて帰ることにしました。

■ 家に着いて分かった、想定外の不調
ところが家の机に置いてみると、どうも座りが悪い。左サイドがねじれたようにカタカタと動くのです。
裏面を指でそっとなぞってみると、うっすらとした盛り上がりも感じます。「これは……」と嫌な予感を抱きながら裏蓋を開けてみたところ、案の定。。バッテリーが膨張していました。
どうやらDVDスロット排出不良の原因もこれで、ドライブユニットがねじれているのです。ビスをきつく締めるとシャーシ全体が歪んでしまうため、今はコーナー2箇所だけを緩めに留めて、騙し騙し使っています。

■ 購入後のメンテナンス
・内部清掃
Dランク品とはいえ、外観は綺麗でしたが、この年式です。中身の清掃は必須。まずはエアースプレーでファン、ダクト周りの埃飛ばしです。案の定、空気の流れに沿って至る所に埃が付着しており、徹底的に除去。
・グリス塗り替え
次にCPU,GPUの放熱グリスの塗り替えです。やはり14年も経つとグリスもかなり固体化しており、新しいグリスに塗り替えました
・メモリ増設
この機種のメモリスロットは2つあります。片側のスロットに8GBが1枚刺さっており、もう片方のスロットは空いています。手持ちの8GBメモリを空いているスロットに装着して16GBに増強。
・OCLPでMontereyに
標準搭載のHDDとmacOS Catalinaの組み合わせでは、動作こそするもののかなり非力です。
しかもCatalinaでは動作しないソフトがいくつかあったため、OCLP(OpenCore Legacy Patcher)を使って
Montereyまで引き上げてみました。
ところが今度はHDDがボトルネックとなり、耐えられないほどの遅さに逆戻り。
・SSD化
秋葉原の中古パーツショップで500GBのSSDを購入し換装。
Montereyもサクサク動き、ようやく実用に足るレベルへと落ち着きました。
やはりこの世代のMacの延命は、SSD化が生命線のようです。

■ 中身のスペックをおさらい
搭載しているのは2.3GHzクアッドコアのCore i7、グラフィックスはNVIDIA GeForce GT 650M(GDDR5メモリ512MB)という組み合わせ。
ざっくり言えば、2012年当時としては十分に力強かったCPUと、軽いゲームや動画編集くらいならこなせるディスクリートGPUのペアです。
もちろん今の基準で見れば非力そのものですが、Web閲覧・YouTube・radikoといった日常使いの範囲であれば、まだまだ現役で働いてくれます。
■ 年代物の弱点
ただし思わぬ弱点もありました。スピーカーが経年劣化しているのか、まるで安物のイヤホンのようなチープな音しか出ません。
そこで試しにJBLのBluetoothスピーカーを繋いでみたのですが、ここでも予期せぬ落とし穴がありました。
本体から30cmほど離すと、音がぷつぷつと途切れてしまうのです。
どうやらBluetoothアンテナ自体が弱っている様子。
仕方がないので、写真のように本体にぴったりと密着させてスピーカーを置き、なんとか運用しています。

なんとも涙ぐましい光景ですが、これはこれで愛嬌があるものです。
発売から14年も経てば、Macもこういう壊れ方をするのだなと、妙な納得感がありました。
■ ブログ執筆専用機として第二の人生

そんなクセの強い1台ですが、ブログ執筆専用機として活躍中です。
ソフトの立ち上げやタブの切り替えには一瞬もたつきを感じるものの、ひと通りの作業はストレスなくこなせます。
もちろん、性能だけを見ればApple Silicon搭載のMシリーズが圧倒的です。
でも、このMacの価値はそこではありません。
Montereyとの組み合わせなら、Webブラウジングやブログ執筆くらいなら今でも十分実用になります。
爆速には程遠い。でも、「もっさりしてイライラする」というほどでもない。
Finderを開くと少しだけ考える。アプリがワンテンポ置いて立ち上がる。そんな“そこそこの遅さ”さえ、このMacの味わいに思えてきます。
休日にコーヒーを飲みながら、ゆっくりブログを書く。そんな時間の流れには、このMacのテンポが不思議なくらいよく似合うのです。
そして何より、このMacにはMシリーズにはない楽しさがあります。
14年間溜め込んだ埃を飛ばし、メモリを増設し、SSDへ換装し、CPUグリスを塗り替え、自分に合ったmacOSを選ぶ。
パソコンを「使う」だけではなく、「育てる」。そんな楽しみを味わえる最後のMacBook Proの完成形が、このMid 2012なのだと思います。
例えるなら、古いメルセデスのような存在でしょうか。
あちこちにガタは来ているけれど、いざ走らせてみると意外としっかりしていて、乗り手を裏切らない。
Apple Silicon時代になった今だからこそ、休日にゆっくり付き合いたくなる相棒であり、これからも手元に残しておきたい、貴重なIntel Macコレクションの一台です。
- 中国出張:モバイルバッテリーCCC認証で学んだこと
前回の記事に書きました中国出張に際し、杭州~西安の国内線に乗る予定があったため、出発前に「CCC認証対応」と明記されたモバイルバッテリーをAmazonで購入してみました。
選んだのは、日本でも有名な海外ブランドの20,000mAhモデルです。
ブランドとしても安心感がありますし、Amazonの商品ページにもCCC認証と書かれていました。
これなら中国国内線でも問題ないだろうと思って購入したのですが、届いた製品を見てびっくり。
CCCマークを含め、日本のPSEマークや各国の安全規格マークが、本体への印刷ではなく、なんと紙シールで貼り付けられていたのです。
メーカー旧在庫製品に後から各種認証表示を追加したようにも見えました。少なくとも安心して使う製品としては不安が残ります。
「これは返品した方がいいな」と思いました。
しかしながら、中国出張が二日後に迫っており、返品して買い直す時間もありません。
なので物は試しで、このモバイルバッテリーを持っていくことにしました。

杭州空港の保安検査で止められる
案の定、最初に杭州空港でひっかかりました。
保安検査場係員から、シールを剥がすよう指示されました。

Screenshot ところがシールを剥がしてしまうと、本体にはCCCマークが印字されていません。
これは没収かな、と観念。。
しかし係員は、モバイルバッテリーをしばらく確認したあと、最終的には一言「OK」。
結果として、そのまま持ち込むことができました。

帰りの西安空港でも同じことが起きました。
再び保安検査で止められ、杭州空港での経緯を説明。
最終的には上司の判断を仰ぐことになり、持ち込みを許可されました。
やはりCCC表示に対しては、ルールがあるのです。
「CCC認証取得」と「空港で通る」は別の話
少なくとも、剥がせる紙シールはトラブルの原因になります。
これが中国に慣れない旅行者・出張者だったら、ちょっとパニックになってしまうのではないでしょうか?
西安に到着後の晩、メーカーのお客様センターにメールでこのへんの事情を連絡しました。
仮に帰りの便で没収されてしまった場合、製品はなくても返品可能か?についてはokとのことでしたが、
幸い没収には至らなかったものの、このモバイルバッテリーを持って中国出張に行くこと自体がトラブルの種になってしまいます。
その後、日本へ戻ってから早々にAmazonへ返品しました。
今回学んだこと
ただ、今振り返ると、この一件は結果的に「怪我の功名」だった気もしています。
というのも、最初に買ったタイプは、言ってしまえば単なる「高容量のモバイルバッテリー」でした。
もちろんiPhoneやiPadの充電には十分ですが、中国出張で実際に使う機器を改めて考えると、もう少し違う選び方があることに気づいたのです。
出張では、容量より「給電性能」が重要だった
私が出張に持っていく機器は、MacBook 12インチ、iPad Pro M1、iPhone 15 Proです。
特にMacBook 12インチは軽く、出張用として非常に使いやすいのですが、さすがに年数も経っており、バッテリーは弱くなってきています。
iPad Proはホテルに置いておくことも多いので、それほど困りません。
一方、iPhoneは四六時中通信環境にあり、移動中も使い続けるため、出先での充電が必要になることがあります。
そうなると、モバイルバッテリーに求められるのは、単に20,000mAh以上の容量があることだけではありません。
MacBookまで充電できるUSB-C PD対応。
複数機器を同時に充電できること。
本体そのものへの充電も速いこと。
こうした性能が重要になります。
つまり、モバイルバッテリーを「スマホ用の予備電源」ではなく、出張中の小型電源ハブとして考えた方がいい。
そこで買い替えでは、CCC対応だけでなく、急速充電性能も重視することにしました。
CCCマーク付きで、こうした性能のモデルはAnker等も出しているので、仕事の秋葉原帰りに秋葉原に寄って確認したところ、1万7千円ほどしており、さすがに躊躇。。。。
最終的に選んだAS-171-C
最終的にネットで購入しました。明誠という聞きなれないブランドのAS-171-Cというモデルです。

主な仕様は次の通りです。
- 容量:26,800mAh
- バッテリー容量:99.16Wh
- USB-C PD最大出力:65W
- USB-C入力:最大60W
- USB-Cケーブル内蔵
- 複数台同時充電対応
- PSE対応
- CCCマーク本体表示
- 100Wh未満
特に99.16Whという数字は絶妙。
一般に100Wh以下であれば、航空会社の事前承認なしで機内持ち込みできる範囲に収まります。
その範囲内で、できるだけ大きな容量を確保しているわけです。
そして最大65W出力。
MacBook 12インチは30Wクラスの充電で十分なので、かなり余裕があります。
iPad Pro、iPhoneと合わせても、出張用としては十分な給電性能。
しかもUSB-Cケーブルが本体に内蔵されているため、ケーブルを1本減らせるのも地味に便利です。
最初は少し不安だった
CCCマークについては、念のため購入前に販売元の明誠へメールで問い合わせました。
「本体にCCCマークはありますか」と質問したところ、なんと日曜日にもかかわらず、半日ほどで「バッテリー裏面にCCCマークがあります」と返信。サポートがしっかりしていることが窺われます。
実際に届いた製品を確認すると、きちんと本体にCCCマークがあり、さらに「明誠」の表示も入っていました。

PSE表示、CCC表示、販売事業者が本体で確認できる。90日保証もあり。
少なくとも、販売元のよく分からない横流し品とは違います。
実際に充電してみると、さすが最大60W入力だけあって、充電はかなり速い。
まだ長期耐久性までは分かりませんが、第一印象は悪くありません。
結果的には、前より良いものを選べた
あのまま何事もなく使えていたら、20,000mAhの高容量バッテリーをそのまま使い続けていたはずです。
今回の一件をきっかけに、
・CCC表示
・航空機持ち込み条件
・USB-C PD
・MacBook充電
・複数台充電
・本体側の急速充電まで考えるようになりました。
そういう意味では、結果的に良い買い替えになりました。
海外出張でMacBook、iPad、iPhoneと複数のモバイル機器を持ち歩くなら、単なる「大容量」よりも、高出力USB-C PD対応のモバイルバッテリーの方が圧倒的に使いやすい。
そして中国国内線を使うなら、CCCマークは必ず本体で確認する。
今回の教訓は、この2点です。
前回の不便を、次回の装備改善につなげる。
出張道具というのは、こうして少しずつ自分仕様になっていくのかもしれませんね。
- 上海〜蘇州〜杭州〜西安、仕事に追われながらも堪能した一週間
約1年ぶりに中国へ出張してきました。
今回は上海から入り、蘇州、杭州、西安と移動する一週間ほどの旅程です。
中国メーカーの工場を訪問し、生産設備や品質管理の状況を確認するのがメインです。
とはいえ、一週間も中国を移動していると、仕事以外にもいろいろなものが目に入ってきます。
杭州の早朝、西安の麺料理、巨大な歴史劇、そしてなぜかホテルの近くに戦闘機。
そんな今回の中国出張を、仕事の話は少し横に置いて振り返ってみます。
今回のお供はMacBook 12インチ
今回の出張に持ってきたのは、2017年のMacBook 12インチ。

今月、フリマサイトでゲットしたIntel Macのロースペックモデルです。
性能だけを見れば、もちろん今のMシリーズとは比較になりません。
処理によっては少し待たされますし、バッテリーも新品当時の持続力はありません。
最初はお仕事マシンPro M3にしようか迷いましたが、それでも出張に持ってきてみると、
このMacBookの良さを改めて感じました。
何しろ小さくて軽い。
ホテルの机に置いてメールを確認し、簡単なレポートを書き、翌日の予定を確認する程度なら十分です。
バッグに入れてもほとんど負担になりません。
今回、先月ブックオフで格安で出ていたiPad Pro 11インチも一緒に持参しましたが、
2台合わせてもMacBookPro1台程度の重量です。
ホテルではiPadで新聞や動画を観て、時には4スピーカの持ち味を活かして音楽を聴く。文章を書くときはMacBook。
この組み合わせが思った以上に快適でした。
スペック数字的には、とっくに第一線を退いているマシンです。しかもバッテリーも経年劣化で4時間程度しか持たない。
しかし、「持ち歩いて使う」というリアルモバイルとしての完成度は、今でもかなり高いと実感しました。
MacBook 12インチが一代限りに近い形で消えてしまったのは、かなり惜しかったのではないか。
今回の出張でそんなことを改めて思いました。
杭州の海鮮料理店で見た巨大な生き物
杭州では仕事を終えたあと、訪問先の方に海鮮料理店へ連れて行ってもらいました。
中国の海鮮料理店では、入口付近の水槽から魚やカニを選ぶスタイルです。各種お魚、鮑、エビ、そして中国ではお魚に分類されるスッポンなどなど。
その中に、どう見ても普通の魚ではない巨大な生き物が。
オオサンショウウオです。

中国では「娃娃魚」と呼ばれることがあります。
写真で見る以上に大きく、太い。
水槽の底にじっとしている姿は、魚というより古代生物です。
日本では天然記念物という印象が強いので、飲食店の水槽にいる光景にはかなり驚きました。
もちろん、野生個体ではなく養殖など法令に沿った流通が前提なのでしょうが、日本人にはなかなかインパクトのある光景です。
こういうものに突然出会うのも中国出張の面白いところです。
早朝の杭州から西安へ
西安への移動日は朝が早く、まだ薄暗いうちにホテルを出ました。
空港カウンターでApple Watchを見るとまだ午前4時48分なのにものすごい行列です。
杭州蕭山国際空港から国内線で西安へ向かいます。

中国国内の移動距離は、日本にいる感覚で考えるととにかく大きい。
地図では同じ中国国内でも、飛行機に乗って何時間という世界です。
空港は早朝にもかかわらずかなりの人。
大きなスーツケースを抱えた家族連れも多く、中国国内の人の移動量の大きさを実感します。

今回ちょっと困ったのがモバイルバッテリー。
この辺については詳しく別の記事で書いてみたいと思います。
西安に来たら、やはり麺
西安で楽しみにしていたものの一つが食事です。
中国料理というと、日本では四川料理や広東料理のイメージが強いですが、西安を含む陝西省は小麦文化。
とにかく麺の種類が多いのです。
幅広の麺、細い麺、手でちぎった麺。
同じ小麦粉から、よくこれだけ違う料理を作るものだと感心します。
今回特に印象に残ったのが、羊肉のスープと「饃(モー)」と呼ばれるパンを組み合わせた料理。
パンをスープに浸して食べるのですが、これが実にうまい。
素朴な小麦の香りに、羊肉の濃厚なスープが染み込んでいきます。

西安ではほかにも「肉夹馍」という、中国版ハンバーガーのような料理があります。
焼いたパンに煮込んだ肉をたっぷり挟んだもの。
中国の食文化というと「5000年の歴史」と言いたくなりますが、西安の場合はむしろ秦や漢、唐の時代から続く3000年以上の小麦文化と考えた方が実感に近いのかもしれません。
西安は街そのものが歴史博物館
西安は、かつての長安。
秦、漢、隋、唐など、中国史の中心となった時代を何度も経験した都市です。
当然ながら観光資源も圧倒的。
兵馬俑や城壁、大雁塔など有名な場所はいくつもありますが、今回特に面白かったのが大型歴史演劇「赳赳大秦」。
秦の時代を題材にした没入型の舞台です。
2024年の秋に開業以来、大人気で今や兵馬俑と並ぶ西安の観光スポット化しています。
ここは普通の劇場と違い、観客席そのものが移動しながら物語が展開していきます。
劇場内も非常に大きく、舞台は幅65メートル、長さ220メートルあり、1500席ある観客席ごと場面ごとに移動するというそのスケールは、圧巻でした。
主人公は、一人の秦の兵士。
庶民の目を通して秦が中国統一へ向かう時代を描きます。
日本ではまだほとんど知られていないのが不思議なくらいです。

Screenshot そして宿泊先は「航空基地」
今回、西安で泊まったホテル周辺を歩いていると、
「西安航空基地航空小鎮」と表示された大きな石。
西安は中国航空産業の一大拠点でもあります。
この地域には航空機関連企業や研究施設が集まり、民間機の他軍用機関連の産業の集積地域です。
秦や漢の古都という顔と、現代中国の航空宇宙産業都市という顔。
この二つが同じ西安に存在しているのが面白いところです。
2000年以上前の兵士を題材にした巨大歴史劇を見た翌朝、ホテルの近くでは航空産業の看板を見る。
中国という国の時間軸の長さを感じます。

出張だからこそ見える中国
今回も基本的には仕事の出張です。
工場を訪ね、設備を見て、品質管理について話を聞く。
観光旅行とはまったく違います。
しかし、仕事で地方都市を移動するからこそ、普通の観光旅行では行かない場所に行き、現地の人が食べる料理を食べ、思いがけないものを見ることができます。
杭州の海鮮料理店のオオサンショウウオ。
午前5時前の空港。
西安の羊肉料理。
巨大な秦の歴史劇。
そして航空基地の街。
こうして振り返ると、なかなか密度の濃い一週間でした。
そして出張の相棒は、いつも小さくて軽いMacBook 12インチ。
最新でも最速でもありません。
しかし今回の旅では、この小ささ、軽さこそが最大の性能でした。
次の出張にも、たぶんまた連れて行くと思います。