このブログについて
Macや旅、日々の暮らしの中で気づいたことを、気ままに綴っています。
古いMacを楽しむこと、街を歩くこと、そして日常を少し心地よくする工夫。
そんな「好きなもの」を、自分のペースで記録していくブログです。
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来年のカレンダーを探す。我が家の定番JAL『A WORLD OF BEAUTY』ちょっと迷った結果
2026年10月7日 15:23そろそろ来年のカレンダーをどうしようかと、考え始めるこの時期
わが家では、とりわけリビングのカレンダーを単なる壁掛けの日付確認というより、毎月めくるちょっとした楽しみとして使っています。
ちなみにリビング以外も併せて、今年使っているのは3種類です。
机の上にはJALのフリートカレンダー。

寝室にはゴッホの名画カレンダー。

そしてリビングには、長年わが家の定番になっているJALの「A WORLD OF BEAUTY」です。
少し雰囲気が変わった「「A WORLD OF BEAUTY」
ところが、この「A WORLD OF BEAUTY」は、2026年版から少し雰囲気が変わりました。

これまでの「A WORLD OF BEAUTY」といえば、世界各地の美しい風景の中にその国々の謎めいた雰囲気の女性モデルさんが登場するのが一つの特徴でした。
ただの風景写真ではなく、そこに人がいることで旅の空気感が生まれる。
写真を見ながら「こんなところへ行ってみたいな」と思わせる、少し華やかな世界観が僕は好きでした。
ところが、2026年版からは女性モデルさんが登場しなくなり、風景そのものを見せる構成に変わっています。
もちろん、写真は相変わらずきれいです。
ただ、長年見慣れてきたモデル入りの写真と比べると、どこか少し物足りない感じ。
「来年は別のカレンダーにしてみようかな?」
そんなことを思い、ネット上でいろいろ探してみました。
ANA、ナショナル ジオグラフィックも候補に
世界の絶景を集めたカレンダー。
ANAをはじめとする航空会社の旅行カレンダー。
そして、写真の質では定評のあるナショナル ジオグラフィック。
いろいろ見比べてみると、それぞれに良さがあります。
たとえばANAのカレンダーはよく知られた定番観光地のベストショット。
「ここはきれいだな」
「一度行ってみたいな」
という、旅へのワクワク感があり、観光地としての魅力がストレートに伝わってくる。
それはそれで、とてもいい写真です。
/https://www.astyle.jp/astyle/item/A306528/
ところが、JALの「A WORLD OF BEAUTY」は少し違います。
写真を見ているうちに、「ここへ行ってみたい」という感覚から、いつの間にか「自分がもうそこにいる」という感覚に変わっていくのです。
湖のほとりだったり、古い街の一角だったり、夕暮れの海辺だったり。
そこに僕が静かに立っている。
観光客として名所を巡っているのではありません。
日常からほんの少し離れて、その場所の空気の中に身を置いている。
遠くの音を聞きながら、何もせず、ただ景色を眺めている。
そんな自分を想像させてくれます。
旅先へ向かうワクワクというよりも、一瞬だけその場所へワープして、心を鎮めているような感覚。
僕にとって「A WORLD OF BEAUTY」は、いつの頃からか、そんなカレンダーになっていたようです。
写真作品として魅力的だったナショナル ジオグラフィック
一方、ナショナル ジオグラフィックには、また別の魅力があります。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/product/25/061900026/
いわゆる観光写真とは違い、一枚の写真としての力があります。
単なる「きれいな景色」ではなく、光や構図、自然の表情まで含めて、写真作品として見せる。
「A WORLD OF BEAUTY」とは方向性が違いますが、壁に一枚の作品を飾るという意味では、かなり魅力を感じました。
ただ、最後まで迷って改めて今使っている「A WORLD OF BEAUTY」の写真を一枚一枚眺めてみると、やっぱりこれはこれでよくできています。
結局、リビングは2027年もJAL
まず、壁に掛けたときのサイズ感がいい。
写真が大きく、リビングに掛けても存在感があります。
そして、実用品としても優秀です。
写真の下にある日付欄が大きく、予定を書き込めるスペースがしっかり確保されています。
わが家ではここに、家族の行事や、それぞれの外出予定を書き込んでいます。
誰がいつ出かけるのか。
病院や用事はいつなのか。
家族全員が自然に確認できます。
リビングの壁に掛かっていて誰でもすぐ見られる紙のカレンダーには、家の中での存在感と大きな役割があります。
写真がきれいで、しかも日常の予定管理にも使いやすい。
この二つを両立しているカレンダーは、探してみると意外と少ないものなんですね。
というわけで、いろいろ比較検討した結果、来年もリビングはJALの「A WORLD OF BEAUTY」にすることにしました。
謎めいたモデルさんが登場しなくなったのは、やはり少し残念です。
あの華やかさは確かに薄れました。
でも、いろいろなカレンダーを見て回ったからこそ、逆にこのシリーズ独特の写真の良さにも気づきました。
サイズ感と実用性。
そして、ふと目をやったとき、一瞬だけ遠い場所へ連れていってくれる写真。
しかも家族がこのカレンダーで各自の予定を知ることができる。
総合的に見ると、結局ここに戻ってきました。
寝室はナショナル ジオグラフィックへ
一方で、寝室のゴッホカレンダーは、来年から少し変えてみようと思っています。
候補はナショナル ジオグラフィックです。
寝室なら予定を書き込む必要はありません。
むしろ毎月一枚、写真そのものを楽しめる方がいい。
一日の終わりに眺める場所だと考えると、写真作品として存在感のあるナショナル ジオグラフィックは、かなり合いそうです。
机の上は今年もJALフリートカレンダー
そして机の上は、今年と同じJALフリートカレンダー。
飛行機好きというほどではありませんが、毎月違うJAL機を見るのはなかなか楽しいものです。
机の上に置くにはサイズもちょうどよく、こちらは継続です。
2027年はこの3本で
結果として来年は、
リビング JAL「A WORLD OF BEAUTY」
寝室 National Geographic
机 JALフリートカレンダー
という組み合わせになりそうです。
カレンダーなんて、日付が分かれば十分。
そう考えれば、100円ショップでも買えます。
でも、毎日目に入るものだからこそ、少しだけこだわってみる。
一年間付き合うものですから、実際の写真を見比べながら選ぶ時間も含めて、カレンダー選びはなかなか楽しいものです。
来年はどんな一年になるのか。
新しいカレンダーを選びながら、そんなことを考えるのも楽しいものですね。

秋の夜長、ラジオの季節【後編】
2026年10月6日 15:47―今もラジオを聴く理由
前回は、僕と同い年のNational T-46、小学校に入った頃のSONY SOLID STATE 11、中学生時代を思い出す三菱JEAGAMなど、古いラジオと僕の思い出について書きました。
後編は、社会人になってから購入したラジオを中心に書いてみます。
海外赴任を一緒に過ごしたSONY ICF-7600GR
これは20年前、初めて中国へ海外赴任する際、赴任先の広東省珠海へ持っていったラジオです。

なにしろ初めての海外赴任です。インターネットはすでに普及していましたが、「ラジオで日本の声を聞こう」と思い立ち、赴任日の直前に都内の家電ショップで購入しました。
ICF-7600GRは短波、AM、FMを受信できる本格的なマルチバンドラジオです。アナログダイヤルを回して放送局を探す昔ながらのラジオとは違い、デジタルチューナーの本格的な海外放送受信機でした。
しかし実際に現地へ着任してみると、アパートのテレビに取り付けてもらったBSチューナーでNHKの海外向け放送を見ることができました。そのため、このラジオの出番はそれほど多くありませんでした。
それでも、日本から広大な海を隔てて中国南部の湾岸都市珠海まで、仲介するものが何もなく、日本から発信された電波がダイレクトに空を飛んで、ノイズにまみれてここまで届いている。
そんな当たり前のことが、妙に面白かった覚えがありました。
実際にこのラジオを聴く時間はそれほど多くありませんでしたが、赴任先のアパートではいつもベッドサイドに置いていました。
海外で暮らしていた時代の記憶が詰まったラジオです。
さらに小さなSONY SRF-S86
こちらはさらに割り切った、小さなラジオで、ライターと同じくらいのサイズです。

スピーカーすらなく、イヤホン専用です。
海外赴任から東京に戻ったあと、電車通勤で使っていたAM/FMを聴くためのシンプルなポケットラジオ。
写真を見ても分かる通り、操作系も極めて単純。
周波数表示があって、親指で横のダイヤルを回して放送局を合わせる。
それだけ。
電車の中ですから、走る場所によってノイズが入ったり、音が途切れたり。
そんなところもラジオの醍醐味でした。
今の旅には小さなICF-SW20
そして今、海外へ出かけるときに持っていくのは、小さなSONY ICF-SW20。

7600GRに比べればずっとコンパクトで、旅行の荷物に入れても邪魔になりません。
海外赴任には7600GR。
今の海外旅行にはSW20。
最近では、パリとソウルにも連れ出しました。
ホテルの部屋で聴くのはほんの少しの時間ですが、FMで現地の放送を聴いてみると、これがなかなか面白い。
パリではクラシック、シャンソン、ロックなど、音楽ジャンルに特化した番組が多彩で、おしゃべりは比較的少なめ。一方、ソウルでは明るい雰囲気のトーク番組が多かったのが印象的でした。
海外のホテルで何となく聴く現地のラジオ。
「ああ、外国に来たんだな」と実感。
その土地を流れている電波を、その場所で受け取る。
僕にとっては、それも旅の楽しみの一つです。
ダイニングテーブルには母親の形見のPanasonic
普段、一番気軽に使っているのがPanasonic RF-2450です。

これは母親の形見です。母親もラジオ好きで3台ほど持っており、実家の遺品整理の際、長男の僕がその中で一番音の良かったラジオを受け継ぎました。
特別に高価なラジオでも、希少なコレクターズアイテムでもありません。
FMとAMが聴ける、ごく普通のラジオです。
形見というと、きれいにしまって大切に保管するものというイメージもあります。
でも、ラジオは道具です。
だったら使い続けるのが一番だと思い、ダイニングテーブルに置いています。
朝や昼、コーヒーを飲みながらスイッチを入れると、ニュースが流れてきたり、知らない音楽が流れてきたりします。
母親が使っていたラジオから、今も普通に人の声が聞こえてくる。
僕にはそのくらいの付き合い方がちょうどいいのです。
ラジオには「選ばなくていい良さ」がある
最近、改めて感じるラジオの良さがあります。
自分で選ばなくていいことです。
SpotifyやApple Musicなどのサブスクは本当に便利です。
好きなアーティストを検索すれば、聴きたい曲がすぐに出てきます。
僕も普通に使っています。
でも、どうしても自分の好きなものばかりを選ぶことが多くなるのですが、
ラジオは違う楽しみがあります。
突然流れてくる知らない曲、自分では絶対に検索しなかったような音楽。
何となく聞いていたら、
「これ、いい曲だな」
と耳が止まる。
そんなときはiPhoneをラジオにかざして、
「Hey Siri、この曲は何?」
そこで初めて曲名を知り、Apple Musicで改めて聴いてみたり。
こういう出会いがラジオにはありますね。
言葉もスッと入ってきます
それは音楽だけではありません。
ラジオから聞こえてくる人の話もそう。
新聞を読みながら。コーヒーを飲みながら。
何となく聴くと不思議と気分が落ち着きます。
番組を真剣に聞いているわけではないのですが、ときどき言葉がスッと耳に入ってきたりします。
「ああ、なるほど」
と思って新聞を読む手が止まることがあります。
自分から検索した情報でもなく、誰かに勧められた動画でもなく。
たまたまラジオから流れてきた言葉。
だからこそ、構えずに受け取れるのかも。
ラジオでは「発見」が広がります
サブスクとラジオ。
どちらが優れているという話ではないと思っています。
サブスクでは、好きな音楽をとことん楽しめます。
「好き」が深くなります。
一方、ラジオでは、自分では選ばなかった音楽や話が向こうからやって来ます。
「発見」が広がります。
この違いが面白いのです。
何でも自分で選べる時代だからこそ、ときには「選ばない時間」があってもいいと思います。
秋の夜長、ラジオの季節です
海外赴任を一緒に過ごしたICF-7600GR。
今の海外旅行に連れていくICF-SW20。
母親から引き継いだRF-2450。
そして今ではスマホに役割を奪われ、使うことがなくなった小さなSRF-S86。
どれも最新の機械ではありません。
でも、それぞれのラジオには、そのラジオと過ごした時間があります。
秋の夜長。
コーヒーを一杯淹れて、ラジオのスイッチを入れます。
今夜は何が聞こえてくるのかな。
そんな偶然を楽しむ時間も、よいものです。

神宮で見た今季のベストゲーム。若鯉躍動の夜
2026年10月5日 15:29高校時代からカープ一筋

先日、直前になってチケットが取れたので、神宮球場で行われたカープの東京での今季最終戦を観に行ってきました。
僕は江夏、衣笠、山本浩二、高橋慶彦の「赤ヘル黄金期」からのカープファンです。
ずいぶん長いことカープを見てきましたが、昨日の試合は、これまで球場に足を運んで観戦した試合の中でも、間違いなく最高の一試合になりました。
結果は7対4。
0対4からの大逆転勝利です。
4点取られても、不思議と負ける気がしなかった

先発は栗林。
3回に先制され、4回には松下に3ランを浴びて、0対4。
普通なら、かなり厳しい展開です。
ところが昨日は、不思議と「今日はこのまま終わらないだろう」という気がしていました。
新井監督の来季続投が決まって以降、カープの試合には、それまでとは明らかに違う勢いを感じるようになっていたからです。
指定薬物を巡る騒動もあり、チーム内ではいろいろな決断があったのだろうと思います。
もちろん、これは外から見ている僕の推測にすぎませんが、新井監督の続投が決まった頃から、チーム全体が何か吹っ切れたようにも見えました。
実際、その後のカープは10試合で8勝2敗。
結果にも、その変化が現れていました。
8月に見たカープとはまるで違った
僕は8月にも神宮へ応援に行っています。
その時は、小園がショートを守る姿を見ながら、どこかチーム全体に重たい雰囲気を感じました。
うまく説明できませんが、グラウンドから伝わってくるものが少ない。
そんな印象でした。
ところが昨日はまるで違いました。
選手からも、ベンチからも、そしてスタンドからも、みなぎるような熱気を感じました。
「絶対勝つぞ!」
そんな空気が球場全体に充満しているようでした。
長く野球を見ていると、数字では説明できないチームの空気というものがあります。
昨日は、まさにそれを感じた夜でした。
佐々木が追いつき、林が決めた
5回、佐々木の二塁打を足掛かりに2点を返して2対4。
そして8回。
二死満塁から佐々木がライト前へ2点タイムリーを放ち、ついに4対4。
この瞬間のカープ側スタンドの盛り上がりは凄まじいものでした。
そして9回。
持丸、二俣の連続四球、中村奨成のヒットで一死満塁。
ここで代打・林。
今シーズン、ここまで13打席ノーヒットだった林が、ライト前へ見事な2点タイムリー。
今季初ヒットが、東京最終戦の決勝打になりました。
さらに暴投でもう1点入り、7対4。
最後は森浦が三者凡退で締め、逆転勝利です。
森浦はこれで27セーブ。
球団左腕としてシーズン最多セーブの記録にもなったそうです。
出来すぎなくらいの試合でした。
今年は若手が一気に花開いた
今年のカープを振り返ってみると、順位以上に印象に残ったのが若手の台頭です。
勝田、名原、佐々木。
そして代走、盗塁という武器で日本記録まで作った辰巳鴻之助もいました。
若い選手がただ一軍に上がってきた、というだけではありません。
試合の流れを変え、勝敗に直接関わる場面で仕事をするようになってきました。
昨日の試合も、その象徴だったと思います。
僕は江夏、衣笠、山本浩二、高橋慶彦の時代から、ずっとカープを見てきました。
その後も前田、緒方、野村、黒田、新井、そして三連覇時代の選手たちまで、いろいろな時代のカープを見てきました。
長く応援していると、順位とは別に、
「このチーム、これから変わるかもしれないな」
と感じる時があります。
今年の後半戦には、久しぶりにそんな感覚がありました。
完成されたチームではありません。
むしろ課題だらけです。
でも若い選手が競争し、試合の中で成長し、チームの中心に入り始めています。
そこが面白い。
応援団も熱かった

この日は選手だけでなく、応援団も凄かったです。
僕の席は、内野席に最も近い選手入退場通路のそばにある外野指定席でした。
実際に座ってみると、グラウンドも見やすく、応援の熱気も間近で十分に感じられます。
普段は内野席を取るのですが、3塁側にもポツポツいらっしゃるスワローズファン。
得点の度に、例の電飾付きの傘が開いて盆踊りのように上下する東京音頭。。カープファンとしてはなんともな冷えた空気感を味わい。。
しかし、この外野席は熱かった!「次から神宮はこの席でいいな」
と思いました。
この日は前の席に、お笑い系のノリのいい男性が座っていて、試合中にすっかり仲良くなりました。
聞けば、今シーズンだけで神宮に9回も足を運んでいるとのこと。
なかなかの強者です。
しかしながら、4点先行され「今日は流石に勝つ気がしませんね?」などと弱気の感想。選手ごとの応援プラカードまで携えてやってきている筋金入りのカープファンでもこうした本音が。。
対して、僕は「この試合、絶対ひっくり返りますよ!」と励ましてあげました。苦笑
ちなみに僕は、6月の西武との交流戦、夏場の東京ドームと神宮、そして今回で今シーズン4回目の球場観戦でした。
「4位」で終わったシーズンではない
この勝利でカープは3連勝。
そして今季4位が確定。
もちろん、4位という順位そのものを喜ぶことはできません。長年のカープファンとしてはもっと上に行ってもらいたかった。
ただ、今年は「4位だった」という一言だけで片付けてしまうには惜しいシーズンだったと思います。
若い選手が次々と出てきました。
後半になるにつれて、チームの空気も変わりました。
そして最後に、0対4からひっくり返すこんな試合を見せてくれました。
昨日、マツダスタジアム最終戦でのファンへの挨拶で新井監督は「来シーズンからカープは生まれ変わります!」と宣言していました。
来年からではなく、実はお願いがあるのですがこの秋からカープは生まれ変わっていたのです。
今年は、
「優勝できなかったシーズン」
というより、
「次のカープが始まったシーズン」
だったのかもしれません。
勝田、名原、佐々木をはじめとする若手が、来年どこまで伸びるのか。
既存の主力とどんな競争になるのか。
今から楽しみです。

2026年10月4日、神宮球場。
4点差でも、なぜか負ける気がしなかった夜。
長いことカープを応援してきましたが、僕にとっては、忘れられない一試合になりました。

秋の夜長はラジオの季節【前編】
2026年10月3日 14:35はじめに
秋も深まって、夜がだんだん長くなってきました。この季節になると、なぜかラジオが聴きたくなります。
スマホで音楽もニュースも何でも聴ける時代に、わざわざラジオ。でも、これがいいんですよね。
気がつけば、わが家にはラジオが7台集まっていました。
今回はその7台を、僕の人生の時系列に沿って前編・後編に分けてご紹介します。前編は、子供の頃から中学の頃までの3台です。
ちなみにこの3台は、当時から手元にあったものではありません。数年前に、フリマアプリで購入したものです。
1台目:ナショナル T46 ― 僕と同い年のラジオ
まずは、ナショナルのT46です。実は、僕と同い年。1961年生まれのラジオです。

ファインエイトというニックネームで販売された、8石トランジスターの中波、短波の2バンド。
価格は11,200円で、当時の大学卒の初月給に匹敵する高額商品だったそうです。8のエンブレムとの下にはダイヤモンド粒のような透明プラスチックが3つはめ込まれています。
シルバーと金色の落ち着いたボディに、横長のダイヤル。なんとなくホッとするデザインです。昭和30年代の日活青春映画に出てきそうな、ちょっとゴージャスな雰囲気。ボディの金色が上品で、今のラジオにはない風格があります。
このデザイン、いわゆるミッドセンチュリー風といって、1950年代から60年代に流行した、アメリカ様式のデザインの流れを汲んでいると思われます。当時のアメ車といえば、バンパーとかフェンダーミラーとか銀色に輝くメッキの飾りが目を引きましたよね。
あの「豊かさを見せたい」「ちょっと豪華に見せたい」という空気が、日本の家電にも流れ込んできたわけです。
シルバーに金色を差す配色は、まさにその名残だと感じます。ラジオ一台にも、アメリカへの憧れと、豊かになっていく日本の勢いが、ぎゅっと詰まっているんですね。
それと、このラジオにはFMがありません。調べてみると日本のFM放送が本格的に始まるのは、まだずっと先、1969年なのだそうです。T46が作られた頃のFMは、東京と大阪だけの実験放送だったのです。
発売されて65年経った今でも、感度も良くいい音で鳴るんですよ。ちょうど今もリビングで、ニッポン放送のカープ VSタイガース戦を聴きながらこれを書いています。
2台目:ソニー ソリッドステート11 ― 小学校入学の年
続いては、ソニーのソリッドステート11。昭和43年(1968年)製、僕が小学校に入学した年のラジオです。

このシリーズは1965年に登場し、これは3代目にあたります。
「ソリッドステート」は、真空管ではなく半導体を使っているという意味で、「11」はトランジスタ11石から来ています。
ところが、この3代目は性能アップで実は12石になっているのに、名前は「11」のまま。それだけ、名前が定着していたんでしょうね。
シルバーのヘアライン仕上げに黒を合わせた、クールでスクエアなデザインも魅力です。T46のミッドセンチュリー風とは打って変わって、機能美の世界。同じ昭和のラジオでも、7年でこんなに変わるのかと驚きます。
調べてみると、この年は日本のラジオにとって節目の年だったようです。FM放送の周波数が正式に決まり、翌年の本放送開始に向けて、FMが全国に広がろうとしていた時期なんだそうです。T46にはなかったFMが、このラジオには付いています。中波、短波、FMの3バンド。FMのなかったラジオが、FMも短波も聴ける時代へ。そんな時代に、ソニーが送り出していたロングセラーなんですね。
ランドセルを背負って、毎日が初めてのことだらけだったあの頃。今思うと、ラジオも僕も、新しい時代の入口に立っていたのかもしれません。
3台目:三菱 ジーガム(JEAGAM) ― マイナーだけど、感度は抜群
3台目は、三菱電機のジーガム(FIC-404)です。

70年代の中学生の自宅の必須アイテムといえば、何はなくともラジカセ(もちろんモノラル)でした。
主流はソニーSTUDIOシリーズ、ナショナルMACシリーズ、東芝ACTAS。私の受験勉強のお供も、ナショナルのラジカセでした。
当時は、海外の放送局の日本語放送を聴く「BCL」が大ブーム。ラジオ好きの男子は、ラジカセとは別に単品のラジオを持つのが定番で、そちらはソニーのスカイセンサー、ナショナルのクーガが主流でした。
*以前のブログにも書いたように数年前、僕もスカイセンサー5800を手に入れたのですが、さほど深い思い入れがなかったため知人に譲ってしまいました。
そんな中で、三菱電機のラジオは、かなりマイナーな存在でした。
それでも心に残っていたのは、当時よく聴いていた短波放送「ハロー・ジーガム」の印象が強烈だったからです。パーソナリティは、スネ夫役の声でも知られる肝付兼太さん。ラジオから聞こえてくるあの漫画チックな声に、何度勉強の手を止め、心が安らいだことか。受験勉強のプレッシャーから、ほんのわずかに解放される時間。その感覚は、今でも心に染み込んでいます。
ちなみに「ジーガム(JEAGAM)」とは、「ジーンズ世代のオーディオマニア(JEans AGe Audio Mania」の頭文字を取った名前だと言われています。
あの番組の印象があまりに強くて、数年前、ついにフリマアプリで見つけました。型番はFIC-404。「ハロー・ジーガム」が放送されていた頃のモデルで、短波に強いダブルスーパー方式、しかもワイヤレスマイクまで内蔵されています。ワイヤレスで自分の声を隣の部屋に飛ばすというお遊び的な要素だったのかな?この辺はちょっと不明ですが。。。
グレーの本体に、黒いスピーカーグリル。つまみがいくつも並んだ、いかにも当時の少年心をくすぐるラジオらしい顔つきです。
50年近く経った今でも、ソリッドステート11に勝るとも劣らない抜群の感度だということ。三菱電機の技術の底力を、半世紀近く経って、あらためて思い知らされました。
前編のおわりに
こうして3台を並べてみると、どれも、その時代の自分の姿とセットで思い出せるラジオです。当時そばにあったわけではなく、大人になってから探して手に入れたものばかり。それでも手に取ると、あの頃の空気がふっとよみがえってくるから不思議です。
スマホの中の音楽には、なかなかこういう「手触りのある思い出」は残らないかもしれません。
後編は、一転して、当時を一緒に過ごした相棒たちです。初めての海外赴任(中国)に連れて行ったラジオ、東京に戻ってからの通勤電車のお供、そして今、ダイニングテーブルで毎日聴いているラジオまで。ラジオの良さについても、あらためて語ってみたいと思います。

クレカ3枚、65歳の僕がたどり着いた使い分け
2026年9月27日 17:30今日はクレジットカードの話です。
世の中には「最強のクレジットカード」や「還元率ランキング」といった記事が山ほどあります。
僕も以前はいろいろなカードが気になった時期があり、8枚ほどカードを保有していた時期もありましたが最近はようやく使い方が落ち着いてきました。
現在、手元にあるカードは3枚。
普段使いのメインカード、予備のサブカード、旅行用です。
改めて並べてみると、ポイントを最大限稼ぐというよりも、「何に使うカードなのかを決めておく」という、ごく単純な使い方に落ち着いています。
メインはJALカードSuica
普段いちばん使っているのがJALカードSuicaです。

買い物の決済はもちろん、Suicaとの組み合わせが便利なので、電車をよく利用する僕の生活には非常に相性がいいカードです。
日常の買い物でJALマイルを貯めながら、JR東日本のサービスも利用できる。飛行機と鉄道の両方を使う人には、なかなか便利な組み合わせだと思います。
ちなみにJALカードには、大きく分けて「普通カード」「CLUB-Aカード」「CLUB-Aゴールドカード」などの券種があります。
普通カードの年会費は2,200円。CLUB-Aカードになると11,000円、JALカードSuicaのCLUB-Aゴールドになると20,900円です。
上位カードになるほど、搭乗時のボーナスマイルや旅行保険などが充実していきます。
例えば、普通カードでは入会搭乗ボーナスが1,000マイル、毎年初回搭乗ボーナスが1,000マイル、搭乗ごとのボーナスはフライトマイルの10%です。
一方、CLUB-Aカード以上になると、入会搭乗ボーナスは5,000マイル、毎年初回搭乗ボーナスは2,000マイル、搭乗ごとのボーナスも25%に増えます。飛行機に頻繁に乗る人なら、この差はかなり大きいと思います。
ただ、僕の場合は飛行機に毎月乗るような生活ではありません。
そこで選んでいるのが、普通カードに「JALカード ショッピングマイル・プレミアム」を付ける方法です。
通常の普通カードでは、買い物200円につき1マイルですが、ショッピングマイル・プレミアムに加入すると100円につき1マイルになります。さらにJALカード特約店では100円につき2マイルです。ショッピングマイル・プレミアムの年会費は4,950円です。
つまり僕の場合、
普通カード年会費 2,200円
+
ショッピングマイル・プレミアム 4,950円
で、年間7,150円。
これで普段の買い物では、CLUB-Aゴールドカードと同じ「100円=1マイル」で貯めることができます。
もちろん、CLUB-AやCLUB-Aゴールドには搭乗ボーナス、旅行保険、空港ラウンジなど、普通カードにはないメリットがあります。特に飛行機を頻繁に利用する人なら、上位カードを選ぶ意味は十分あります。CLUB-Aゴールドではショッピングマイル・プレミアムも自動付帯です。
ただ僕の場合、JALカードの主な目的は「飛行機にたくさん乗ってマイルを貯める」というより、「普段の生活費を集約してコツコツJALマイルを貯める」ことです。
そう考えると、年会費2万円を超えるゴールドカードまでは必要ない。
普通カード+ショッピングマイル・プレミアム。
今の僕の使い方では、このあたりがいちばんバランスがいいと思っています。
しかもJALカードSuicaなので、鉄道利用との相性もいい。
航空系カードなのにSuicaも使えるJALカードSuicaは、今の僕の生活スタイルにはなかなかよくできた一枚です。
サブカードはOliveゴールドVISA
もう一枚、サブとして持っているのが三井住友カードのOliveゴールドです。

メインのJALカードSuicaが何らかの理由で使えないときの予備という意味もありますし、お店やサービスによってはこちらを使うこともあります。
クレジットカードは一枚に集約すると管理は楽ですが、紛失や利用停止、システム障害などを考えると、別系統のカードを一枚持っておくと安心です。
そこで僕は、JALカードSuica+Oliveゴールドという2枚を日常用の基本にしています。
この2枚を持っているもう一つの理由が、国際ブランドの違いです。
JALカードSuicaはJCBブランドしか選べません。
国内で使っている分にはほとんど不便を感じませんが、海外に行くとなると話は別です。国やお店によってはJCBが使えないケースもあります。
そのため、海外旅行や海外出張のときはOliveゴールドを持っていき、こちらを決済の中心にしています。
実際、海外では「このカードが使えるだろうか」と考えるより、対応する店舗の多いカードを一枚持っているほうが安心です。
国内ではJALカードSuica。
海外ではOliveゴールド。
こんなふうに使い分けています。
ただ、Oliveゴールドを持っている理由は、単なる予備カード、海外用カードというだけではありません。
僕にとってもう一つ大きいのが、SBI証券との連携です。
SBI証券では、Oliveを含む三井住友カードを使って投資信託の積立ができます。僕自身も資産運用にSBI証券を利用しているので、銀行・クレジットカード・証券をまとめて使えるのは便利です。
さらにOliveゴールドには、年間100万円利用という一つの節目があります。
通常の年会費は5,500円ですが、一度年間100万円利用の条件を達成すると、その後の年会費は永年無料になります。
僕はすでにこの100万円利用をクリアしているので、現在は年会費無料でゴールドカードを保有しています。
また、年間100万円を利用すると、継続特典として10,000Vポイントがもらえます。
ただし、SBI証券でのクレカ積立額は、この年間100万円利用の集計対象には含まれません。
僕の場合はメインカードがJALカードSuicaなので、何でもOliveに集約しているわけではありません。
それでも、
海外での決済
SBI証券との連携
Vポイント
年会費無料のゴールドカード
という役割を考えると、サブカードとしてかなり使い勝手のいい一枚です。
大人の休日倶楽部ジパングカードは旅行専用
65歳になって加わったのが、大人の休日倶楽部ジパングカードです。

これはもう用途がかなりはっきりしています。
鉄道旅行用です。
最近は「大人の休日倶楽部」を利用して、これまでとは少し違った鉄道旅も楽しむようになりました。
若い頃のように、とにかく安く移動するというより、時間に余裕を持って列車そのものを楽しむ。
そんな年代になった自分にとって、このカードは単なるクレジットカードというより、旅の道具のひとつになっています。
そして、もう一つこのカードを持っている理由があります。
それがMastercardであることです。
僕はコストコの会員なのですが、コストコではクレジットカード決済はMastercardブランドが基本です
メインのJALカードSuicaはJCB、Oliveゴールドは海外利用などで使っていますが、カードブランドを分散しておく意味でもMastercardを一枚持っておきたい。
そこで、大人の休日倶楽部ジパングカードがその役割も兼ねています。
つまり僕の場合、
JCB → JALカードSuica
Visa → Oliveゴールド
Mastercard → 大人の休日倶楽部ジパングカード
という形で、主要な国際ブランドを3種類持っていることになります。
カードを増やすために増やしているわけではなく、それぞれに役割があります。
大人の休日倶楽部ジパングカードは、
鉄道旅行用
+
コストコ利用用
+
Mastercard確保用
という位置付けです。
結果として、旅行専用カードとして作ったものが、日常生活でも意外と役に立っています。
カードを使ったら通知が来るようにしています
もう一つ、クレジットカードを使ううえで重要なポイントが不正利用対策。
カードを使ったときには、できるだけメールやアプリで利用通知が届くように設定しています。
たとえばJCBでは、カード利用時にメールやアプリのプッシュ通知を受け取ることができます。Oliveも同様に、利用時の通知を設定できます。
普段自分が使った直後に通知が来る分には、「ああ、さっきの買い物だな」で終わります。
ところが、カードを使っていない時間に突然通知が来れば、すぐに気づくことができます。
クレジットカード会社側にも不正利用検知の仕組みはありますが、それだけに頼るのではなく、自分自身でも確認できるようにしておく。
これは意外と大事だと思っています。
特に最近は、カード番号そのものを盗まれなくても、ネットサービスへの不正アクセスやフィッシングなど、いろいろな形でカード情報が悪用される可能性があります。
その意味でも、「使ったら通知が来る」
という単純な仕組みは、かなり有効です。
カードを何枚も持っていると、その分だけ明細確認も面倒になります。
だから僕の場合は、カードを4枚程度に絞り、それぞれ役割を決め、極力普段使いのカードは絞り込み、さらに利用通知を設定する。
「一番得なカード」より「役割が分かるカード」
こうして見ると、僕のカード選びにはあまり統一感がないようにも見えます。
JAL、三井住友、JR。
でも、自分の中ではきれいに役割が分かれています。
JALカードSuicaは普段使い。
Oliveゴールドはサブ。
大人の休日倶楽部ジパングは旅行。
これ以上増やすと、おそらく僕の場合は管理するほうが面倒になります。
若い頃は「どのカードが一番得なのか」が気になりましたが、65歳になった今は、ポイントを1円でも多く取ることよりも、分かりやすく安心して使えることのほうが大事になってきました。
クレジットカードも、その人の生活によって正解は違います。
僕の場合は、どうやらこの3枚が今のところちょうどいいようです。