このブログについて
Macや旅、日々の暮らしの中で気づいたことを、気ままに綴っています。
古いMacを楽しむこと、街を歩くこと、そして日常を少し心地よくする工夫。
そんな「好きなもの」を、自分のペースで記録していくブログです。
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iPhone ケースはこれで十分!
2025年3月17日 14:12iPhoneにケースを付けるべきかどうかは、いつも悩みどころですね。
特に、Proシリーズに関してはデザインのプレミアム感が高く、美しいチタニウムカラーを楽しみたいという理由から「裸で使いたい」という声も多いようです。
iPhoneを裸で使って1年。。などの検証動画が多くYouTube等に上がっていますが、やはり無傷というものは少なく、サイド部分の小キズやスレなど若干の使用感が発生するようです。
僕はこの1年間、iPhone 15 Proを使用したなかでは、やはり裸で使うことは避けるべきという前提で、さまざまなケースを試しました。
その結果、このスマホケースで十分という結論に至りましたので、今日はそのへんを詳しくお伝えします。
まずは、iPhoneは裸で使えるのか?
確かに、iPhoneはデザイン的に優れており、裸で使うのが理想的だと考える方もいるでしょう。
例えば、チタンの頑丈性を謳ったPROシリーズ(16PRO/15PRO)で、チタンを採用している箇所は、背面パネルではなく、内部の本体フレームと一体となったサイドフレーム箇所です。
背面パネルはテクシチャードマットガラス製で、ある程度の強度はあるものの、やはりガラスであるからには、落とせば割れてしまう可能性が高いです。
ちなみにPROシリーズではないiPhoneシリーズは、フレームにアルミを採用していますが、こちらも背面はやはりガラス製で、インフィニティガラスという強化ガラスが採用されています。やはり、落とすと割れる可能性があります。
また、15PRO/16PRO側面フレーム部分のグレード5のチタニウムは、軽量で耐久性のある仕上がりになっており、チタン素材は強度があるものの、傷がつきやすい傾向があります。
特にキーや硬いものと擦れると細かい傷が目立つこともあり、ケースなしで使うのはリスクが伴います。
よって、iPhone本体を衝撃や傷から守るケースは必要不可欠と思い、僕も常時ケースを着用して使っています。
僕が1年間で試したケースと所感
1・本革ケース
一昨年あたりから、Appleの純正ケースは素材がそれまでの革製からファインウーブン(FineWoven)に変更になりました。
理由はエシカル・サステナブル、つまり動物愛護や環境負荷の観点を重要視したためです。
これには僕も同意で、それまでこだわりのあった革製ケースの使用をやめました。
2・手帳型
カードが何枚も差し込めて便利ではあるものの、使用するうちに折りたたみ箇所から劣化してくるなど、次第に生活感のようなものが漂い始めます。
また、スマホそのものの使い勝手も低減してしまいますしね。。
Suicaにしてもクレカにしてもウオレットアプリに収まってしまいますし、一時期のような手帳型人気は去った感があります。
3・デザイン性の高い背面ケース
せっかく選んだiPhoneのお洒落なデザイン、あの上質なカラーがスポイルされてしまうのは残念です。
4・クリア背面ケース
店頭やAppleのホームページであれこれ迷って購入したiPhone。
そのデザインやオリジナリティに優れたカラーを活かしたいのであれば、これ一択です。
クリアケースはどれも似たりよったりでありながら、家電量販店などで売られている二千円くらいするものから100均で買えるものまで、百花繚乱です。
しかし高価なケースは必要ありません。100均クリアケースで十分です。
ちなみに僕はダイソーのクリアケースを使っています。

ダイソーで売られているiPhone15PRO用クリアケースには、いくつか種類あるようです。
僕が普段使っているのは、「側面は柔らかい透明素材、背面は硬質な透明素材」タイプ。
これですと、15PROのプレミアム性をスポイルせず使えます。

ダイソーで売られているiPhone15PRO用クリアケースは、この他に2種類あります。
ちょっと触れておきます。
・4隅のコーナーガイドの肉厚を厚くして、耐衝撃性を高めたタイプ。
なるべく本体のデザインを忠実に、という点でパス。
・側面箇所にストライプ状のリブを走らせホールド性を高めたタイプ。
側面のチタンの風合いがスポイルされてしまうのでパス。
・iPhoneのデザインを忠実に活かし、落下時等の傷防止ができる。
通常の使用時に発生する小さなキズや汚れから守るには十分な役割を果たしてくれます。
但し、厚みのあるケースではないため、大きな衝撃に対しては不安が残りますが。。
この辺は、何を優先させるかですね。
・抜群のコスパ
110円(税込)で購入できるため、黄ばんだり傷がついたりしても気軽に交換できるのが大きな利点。ちなみに僕は、現在のケースは2代目です。

まとめ
iPhone 15 Pro/16 Proはそのデザインの美しさから裸で使いたくなる気持ちも分かりますが、素材の特性上、落とした際のリスクが高いため、ケースを装着するべきです。
僕のようにチタニウムカラーを活かしたい場合や、ご自身が選んだカラーが特に気に入っている場合は、ダイソーのクリアケースのようなシンプルなものを選ぶのも一つの手です。
なるべく、デザインのオリジナリティを尊重して使いたいですよね!

スマホで読むニュースあれこれ。
2025年3月15日 13:23この数年、ニュースを視聴する方法は大きく変わりました。
スマホ登場以前は、天気予報や社会ニュースをTVや新聞で確認することが常識でしたが、今日では多くの人がスマートフォンを通じて情報を取得していますね。
僕もここ最近、紙の新聞や雑誌の購読が少なくなりました。
スマホで取得できるニュース媒体は、大きく以下のカテゴリになりますでしょうか。
1. 新聞社の公式デジタル版
• 各新聞社が提供する電子版。紙媒体よりお安いサブスク料金で紙媒体と同じ記事を読めるほか、デジタル限定の分析記事や速報も掲載されています。
(カッコ内はサブスク月額料金です)
• 日経電子版(4,277円)
• 朝日新聞デジタル
(スタンダードコース:1,980円/プレミアムコース:3,800円)
• 毎日新聞デジタル
(スタンダードコース:770円/プレミアムコース:2,640円)
• 読売新聞オンライン
(読売新聞を購読している場合のみ無料で利用でき サブスクプランはなし)
・産経新聞デジタル版
(ベーシック:990円/スタンダード:2,750円)
2. ニュース・キュレーションアプリ
• 複数のメディアの記事を集め、ユーザーの興味に応じて配信するアプリ。
• SmartNews(スマートニュース)
• Yahoo!ニュース
• LINEニュース
• NewsPicks(経済系に特化)
• Gunosy(グノシー)..など
3. テレビ局・通信社のニュースサイト・アプリ
• テレビ局や通信社が提供する速報ニュースや特集。
• 例:
• FNNプライムオンライン(フジテレビ系列)
• TBS NEWS DIG(TBS)
• テレ朝news(テレビ朝日)
• 共同通信ニュース..など
4. ポータルサイトのニュースセクション
• 大手検索エンジンやポータルサイトが提供するニュースサービス。
• 例:
• Yahoo!ニュース
• MSNニュース..など
5. SNS・ブログ系ニュース
• X(旧Twitter)やFacebookなどで拡散されるニュース。
• 例:
• X(旧Twitter)
• Facebookニュースフィード
• note(個人ジャーナリストの記事)
• はてなブックマーク(ニュースが話題になりやすい)..など
6. 専門メディア・オピニオンサイト
• 特定の分野に特化したニュースを提供するサイトやアプリ。
• 例:
• Forbes JAPAN(経済・ビジネス)
• 現代ビジネス・東洋経済オンライン(ビジネス・社会)
• ギズモード・ジャパン(ガジェット・IT)
• PRESIDENT NEWS..など
いろいろなアプリがありますが、注意しなければいけないのは気に入ったアプリにばかり目を通していると、自分に興味のある情報に偏ってしまいます。
できれば、新聞社のデジタル版に加えて、ポータルサイトや専門メディアを併用してバランスの良い情報収集を心がけることをお勧めします。
僕の場合、上記のカテゴリからそれぞれ以下のアプリを入れています

1. 新聞社の公式デジタル版=毎日新聞デジタル
僕は数ヶ月前まで僕は日経電子版を購読していました。購読料は毎月4,200円です。
最近ふと思い立ち、日々の経済ニュースは、日経新聞電子版の無料記事で大枠をチェックするにとどめ、詳細の記事内容については、毎週日曜日に図書館に行って1週間分の記事を後追いすることにしました。
この方法により、解説記事をじっくり読めて、一週間の経済の流れを把握できます。
日経電子版(有料版)から切り替えたのが毎日新聞デジタルの有料プランです。
これには、「スタンダードプラン」(年払いで一ヶ月あたり税込み770円)と「プレミアムプラン」(年払いで一ヶ月あたり税込み2,640円)の2種類あります。
上位の「プレミアムプラン」ではビュアーで新聞紙面を読める。サンデー毎日、週刊エコノミストが読める。過去記事が検索できる。特典が付くなどサービス満載です。
しかし、新聞記事が読めればそれで良いという点に絞れば「スタンダード」で十分です。
小さなスマホ画面で新聞紙面を読んでも、目が疲れるだけですし、新聞を読むという目的に対しては、どちらのプランでも得られる情報は一緒。
であれば、かけるコストは安いにこしたことがありません。
また「スタンダード」でも「ウオールストリートジャーナル(日本版)」の全記事が読めます。海外のニュースが現地の視点で読めるというのは何よりです。
他の新聞デジタル版と比較しても圧倒的なコスパですので、毎日新聞デジタルはお勧めです。
スマホでも読みやすいですし。
2. ニュース・キュレーションアプリ=Yahoo!ニュース
速報性が高く、多くのメディアの情報を網羅しているため、ニュースのチェックには便利ですが、コメント欄や情報が偏っている場合もあり、そのへんは差し引いて読む必要があります。
3. テレビ局・通信社のニュースサイト・アプリ=NHKニュース・防災アプリ(NHK)
NHKのテレビニュースで取り上げられている記事がメインなので、扱う記事数は少なめですが、何より災害時の信頼性が高く、速報性に優れたニュースアプリです。
ニュースの深掘りやエンタメ系の話題は少ないですが、「正確な情報を迅速に得る」という点では非常に優れていると思います。
情報の速さでは圧倒的に優れていますが、見解に偏りがあったり、正確性に欠ける場合もあり、ニュースアプリや新聞と併用しながらバランスよく情報を取得するのがベストですね。
5. 専門メディア・オピニオンサイト= PRESIDENT NEWS
僕は、メルマガ購読をしており、ほぼ毎日配信されてきます。
単なるニュース速報ではなく、ビジネス・経済・社会問題を深く知りたい人向けのメディアです。
但し、一部の記事はセンセーショナルな見出しがつけられ、バイアスがかかっていることもあるので、他のニュースサイトと組み合わせて活用してバランスの取れた情報収集することをお勧めします
ここでスマホニュースの歴史を振り返ると。。
iPhoneの登場により、ニュース媒体も大きく変化しました。
調べてみるとざっくり以下のような流れです。
• 2008年:iPhone 3G発売、産経新聞が紙面がそのまま読める無料電子版を開始。
産経新聞社の太っ腹ぶりにはに大変驚きました。
• 2010年:日経電子版、朝日新聞デジタルが登場
当時、僕は両方入会しました。
• 2011年以降:SmartNews、Gunosy、NewsPicksなどニュースアプリが登場。
一通り試しましたが、網羅する記事が範囲が狭く内容も浅い印象でした。
• 2013年~2015年:主要新聞社のデジタル版が次々と整備
• 2016年以降:スマホがニュースの中心に
主要スマホの画面サイズが、4インチクラスから6インチと大型化していったのも大きな要因でしょうか?
まとめると
ニュース媒体が、放送というTVから自動的に流れてくる媒体から、スマホから見に行く媒体に変わり、ともすれば好みの情報のみに偏りがちになります。
スマホで取り行く情報はとかく偏りがちになります。個々の情報の真偽を確かめる機会を失わないようにするためには、まずは情報を広く網羅した新聞アプリにざっと目を通し、次にその他のメディアを併用して、情報のバランス感覚を磨く方法でがとても重要と思います。
SNSを始め、ややもするとどんどん情報の深みにはなりがちな昨今、スマホで最新の情報を活用しながらも、自分でより深い考察をする習慣付けが大事ですね。

Evernoteの代替としてUpNoteはお勧めです。
2025年3月8日 11:33Evernote。。2008年僕が初めてiPhone3Gを購入してほぼ最初に入れたメモアプリ。
使い勝手が良いメモアプリとして10数年使っていました。
しかし、最近の度重なる料金改定や、UIを初めとする使い勝手の変化にとても大きな違和感を覚え、いろいろ代替アプリを試しました。
Notionなどの多機能なアプリもトライしてみましたが、とにかく多機能でなんでもNotionに集約できるという点でスグレモノではあるのですが、逆にUIがごちゃごちゃしてしまって、サクッと使いこなすにちょっと不便と感じ、1年ほど前からUpNoteに落ち着いています。
今回は、EvernoteからUpNoteに移行した経緯と、その魅力を紹介しようと思います。
Evernoteをやめた理由
1. 料金体系の変更
十数年間、有料プランで使い続けてきました。当初は年間5千円ほどでしたが、現在は9300円となり、メモアプリに支払う料金としては高額すぎます。
2. 動作の重さ
Evernoteは長年のアップデートを重ねるうちに動作が重くなり、ノートの同期や検索が遅くなっていきました。
特にモバイル版では、立ち上げに時間がかかることが増え、ストレスを感じる場面が多くなりました。
3.アップデートのたびに大幅に変更されるUI
何よりこれには悩まされました。年に一回くらいの頻度でアップデートされるたびに、UIが大きく、しかも使い勝手の悪い方向に変わってしまうので、僕にとっては非常に使いにくいメモアプリになってしまいました。
こうした不満を解消するため、代替アプリを探していたところ、評判の良かったUpNoteに出会いました。
UpNoteを選んだ理由

UpNoteを選んだ理由はいくつかありますが、一番の決め手は、シンプルで美しいデザインと軽快な動作。これにつきます。
1. ミニマルで美しいデザイン
UpNoteのインターフェースは非常にシンプルで、無駄がありません。
テキストエディタとしての機能が洗練されており、ノートを書くことに集中できます。
またフォントやテーマもカスタマイズできるので、自分好みの環境を整えられるのも嬉しいポイントです。
2. 軽快な動作とオフライン対応
Evernoteと違い、動作が軽く、起動が速い。特にモバイル版のスムーズさは感動ものです。
また、オフラインでも問題なく使えるため、ネット環境がない場所でも安心してメモを取れるのが便利です。
3. 買い切りでコスパが良い
UpNoteは無料版でもかなり使えます、有料版は4500円の買い切り、または毎月100円のサブスクリプションで利用できます。
Evernoteは年払いで9300円という高額なサブスクリプションと比べると、圧倒的にコストパフォーマンスが高いです。
4. Markdown対応
僕は単なるテキストメモとしてしか使っていないのですが、WORDPRESSなどでブログを書く方などには便利なMarkdownにも対応しているのでこの辺も大きなポイントとなると思います。
5. デバイス間の同期がスムーズ
Mac、Windows、iOS、Androidに対応しており、デバイス間の同期も問題ありあません。
クラウドを使った同期が速く、どの端末からでもすぐに最新のノートを確認できるのがとても便利です。
Evernoteからの移行について
僕はEvernoteを十数年使っていたので、約4000件ほどのノートがありました。
移行が大変そうだな?と躊躇したのも束の間、UpNoteにはEvernoteのインポート機能があり、とてもスムーズに移行できました。
手順としては、
1. Evernoteからノートをエクスポート(ENEXファイル形式)
2. UpNoteのインポート機能でENEXファイルを読み込む
これだけで、ほぼすべてのノートが綺麗に移行できました。
タグやフォルダの管理も簡単に再構成できるので、移行後もストレスなく使い続けられた点は驚きでした。
実際に使ってみて感じたこと
• 書くことに集中できるシンプルなUIが心地よく、メモを取るのが楽しくなるほど、サクサク動きます。
• オフラインでもしっかり使えて安心
Evernoteでは「とりあえずメモを取る→後で整理する」という流れが多かったが、UpNoteでは「シンプルに書く→すぐに整理できる」ので、メモの管理が劇的に楽になりました。
UpNoteはこんな人におすすめ
• Evernoteの料金や動作に不満がある
• シンプルで軽快なノートアプリを探している
• Markdownを活用したい
• 買い切りでコスパの良いノートアプリが欲しい
個人的には、「もっと早くUpNoteを使っていればよかった!」と思うほど気に入っています。Evernoteからの移行を考えている人は、ぜひ一度試してみてください。
無料プランもありますので、しばらくは無料でお使いになり、気に入ったら課金すれば良いと思います。きっと使い心地の良さに驚きますよ。

DEI逆行の中で、Appleの姿勢に拍手!
2025年3月1日 20:30最近、アメリカでトランプ政権がDEI(多様性・公平性・包括性)の見直しに動き、ウオールマートやメタなど多くの企業がDEI施策の縮小や撤廃を進めているとのニュースを目にします。
調べてみたところ、この背景には、主に以下の要因があるようです。
1. 保守派からの反発と政治的揺り戻し
近年、企業が多様性推進のためにマイノリティの採用や昇進を積極的に行う動きに対し、保守派や一部の白人男性労働者から「逆差別」との批判が高まっていた。
2. トランプ政権の政策転換
トランプ大統領は、就任初日から「性別は男性と女性の2つだけ」とする大統領令を発令し、性的少数者やジェンダーに関する多様性推進策を見直す方針を示しています。
これにより、企業も政府の方針に合わせてDEI施策の縮小や撤廃を進めています。
3. 企業側の対応とリスク回避
多くの企業は、これまで多様性推進の取り組みを行ってきましたが、保守派からの批判や「キャンセルカルチャー」によるブランドイメージの毀損や訴訟を避けるため、DEI施策の見直しを進めています。
これらの背景から、多様性政策の見直しが進行しているようです。
なんだか、世界をリードするアメリカそのもののゼンマイが逆方向に巻かれだしているようですね。
GAFAもAppleを除き、各社その流れに巻かれている状況はちょっと情けない感じがしていました。
そうしたなか、Appleが2月25日の株主総会で、外部株主からの「DEI取り組みの停止」提案を否決したことは、AppleのDNAとも言うべき多様性の尊重への強い決意を感じました。
メタを筆頭に錚々たる企業が政治的な圧力や保守派からの批判を恐れて、DEI施策の見直しに踏み切る中で、Appleの一貫した「多様性は企業の成長に必要不可欠な要素だ」との信念を貫く姿は、長年のアップルファンとしては拍手喝采ものです。
そして、その根底にはスティーブ・ジョブズが築いた哲学が息づいていると感じました。
Think Different
かつて、Appleは単なるコンピューター会社ではなく、創造性と革新の象徴であるとの方針により「Think Different(違う考え方をしよう)」という広告スローガンを掲げていたことを今でも鮮明に覚えています。

「Think Different」キャンペーンの核心は、歴史に名を残した偉大なクリエイターやリーダーたちのモノクロ写真を使用した広告でした。
広告に登場した人物はアインシュタイン、ガンジー、 ジョン・レノン&ヨーコ・オノ、 マリア・カラス、ピカソ、エジソン、モハメド・アリ などです。
広告には、Apple製品は登場せず、Appleのロゴと「Think Different」のコピーだけが添えられていました。
このキャンペーンは、当時Appleが置かれていた「落ち目のコンピューターメーカー」というイメージを覆し、Appleを「創造性とイノベーションの象徴」として再定義することになったのです。
ちなみに、僕的には「Think Different」象徴は”PowerBookG3″だったと思います。
当時のノートPCのモニタは12インチが主流の中で、Appleが出してきたノートブックはなんと!14インチ。
しかも流線型の他の何ものにも似ていない斬新なデザイン。
とんがっりまくった個性を放つ異様ともいえるノートパソコンでした。

売上とブランド価値の復活
この広告キャンペーンが始まった直後、Appleの売上とブランド評価は急回復。
Appleは再び注目を集め、1998年に発売されたiMac、2001年のiPod、そして2007年のiPhoneへとつながる道を開いたのです。
現在のAppleがDEI(多様性・公平性・包括性)を積極的に推進する姿勢も、この「Think Different」の延長線上と思います。
異なる背景や視点を持つ人々が集まり、イノベーションを生み出すという思想は、ジョブズ時代から変わらないAppleのDNAなのです。
Appleは公式には「Think Different」のスローガンを使わなくなりましたが、AppleのCEOティム・クックは、「Think Different」の価値を守り続けることを強調しており、特に多様性を尊重する企業文化の維持に努めています。
Appleの「Think Different」キャンペーンは、単なる広告を超えて、スティーブ・ジョブズの哲学そのものを体現するものでした。
そして、その精神は今もAppleの企業文化に生き続けています。
「クレイジーな人たち」が世界を変える。Appleはこれからも、そんな価値観を大切にしていくのではないでしょうか。

海外のスタバ経営不振、日本でもなんとなく思うこと。
2025年2月26日 17:03海外でスターバックスの経営不振がニュースになっています。
日本のスタバは好調らしいのですが、十数年来のスタバファンとして、ニュースを目にするたびに少し寂しい気持ちになります。
そうしたなかで、このところ日頃よく行くスタバにも「なんとなくわかる」違和感を感じています。
それは、ちょっとした価格の高さや、以前と比較するとホスピタリティを感じなくなった接客、居心地の変化……。
もちろん、スタバは今も素晴らしいカフェです。
でも、昔から通っているファンだからこそ感じる「変化」が、海外のスタバ不振の事例に漏れず…?という状況が押し寄せてきていると感じるのは気のせいでしょうか?

スタバ2024年度の業績。(ワールドワイド)
調べてみたところ、以下のようです。
• 売上高: 2024年度第4四半期の売上高は前年同期比3%減の91億ドル。
• 既存店売上高: 世界全体で前年同期比7%の減少、特に米国では取引数が10%減。
• 中国市場: 競争の激化や消費者行動の変化により、2024年4~6月期の売上が前年同期比14%減。
これらの業績悪化を受け、スターバックスは2025年度の業績見通しを一時的に停止し、新たに就任したブライアン・ニコルCEOの下で事業戦略の再評価を行うと発表したのです。
また、組織の効率化を図るため、コーポレート部門で約1,100人の人員削減を実施する予定です。
その一方で日本のスタバの業績は好調
一方で、日本市場は好調を維持しており、2024年9月期において日本市場で過去最高の売上高を達成しています。具体的には、売上高は3,215億円となり、前年から14%の増加を記録しています。
この好調の背景には、家族連れをターゲットにした店舗の開設や、お茶に特化した「ティー&カフェ」の展開など、多様な顧客層のニーズに応える取り組みが功を奏し日本独自の戦略が大きく寄与しているようです。
さらに、2024年には国内店舗数が2,000店を超え、マクドナルドに次ぐ外食チェーン第2位の規模となりました。年間100店舗のペースで新規出店を続けており、さらなる市場拡大が期待されています。
しかしながら、海外のスタバ不振のニュースを見るに、日本だけの好調もそう長く続かないのでは?と危惧する点がいくつかあります。
1. 価格の上昇と「ちょっと高すぎる」感覚
スタバが高級志向のカフェであることは昔から変わりません。
でも、最近は「ちょっと高すぎるのでは?」と感じることが増えました。
例えば、かつては500円程度で楽しめたフラペチーノが、今や700円を超えることもあります。さらに、サイズをグランデにすれば800円近くなることも珍しくありません。
もちろん、原材料費の高騰やインフレの影響は仕方のないところです。
しかしながら、日常的に利用するコーヒーチェーンとしては、少し手を出しにくくなったのも事実。
最近ではコンビニのコーヒーも美味しくなり、サードウェーブ系のカフェも増えています。「スタバじゃなくてもいいかな」と思う人が増えているのではないでしょうか。
最近、僕もお店のテイクアウトはコンビニのコーヒーだったり、出かける際は自宅でドリップしたコーヒーをタンブラーに入れて持っていくことが多くなりました。
2. サービスの低下と「特別感」の喪失
スタバの魅力は、美味しいコーヒーだけでなく、スタッフの笑顔や温かい接客にもありました。
バリスタさんが「お仕事頑張ってくださいね」と優しく声をかけてくださったり、カップにメッセージを書いてくれたり……。
でも、最近はそうした「特別感」をあまり感じなくなりました。
店舗によっては、忙しそうにしていて、接客が機械的になっているところもあります。
行列に並んで、カウンターでドリップコーヒーをオーダーすると、既にタンクが空になっていて、「すみません。5分お待ちいただけますか?」ということが最近頻繁にありました。
あらかじめ店に入る手前でモバイルオーダーしておけば、少しはがっかり感が緩和されるのかもしれませんが、僕にとってスタバは単なるコーヒーショップとは違う期待感がありますので、モバイルオーダーはほとんど利用したことがありません。
モバイルオーダーによって、それまでスタバらしさの一つであった「人と人のつながり」が薄くなっているような気がしてしまうんですよね。
新しい仕組みの導入により、昔のような「おもてなしの心」が、少しずつ減ってしまっているように感じます。
3. 店内の居心地が変わった?
かつてのスタバは、「長居してもいい空間」でした。
本を読んだり、仕事をしたり、ゆっくり話したりするのに最適な場所。
でも、最近は「ちょっと落ち着かない」と感じることが増えました。
一部の店舗では座席数が減り、カウンター席ばかりになったり、混雑時には長居しづらい雰囲気があり、リラックスできる空間ではなくなりつつある気がします。
さらに、新しいデザインの店舗は、洗練されすぎていて、以前のような「居心地の良さ」が薄れてしまっていることも。
4. 競争が激化し、「選択肢」が増えた
日本でもタリーズなどの競合するカフェが増え、コーヒー好きの選択肢が広がりました。
価格や味、雰囲気などを考えると、「スタバ一択」だった時代は終わりつつあるのかもしれません。

また、中国に行くと「瑞幸咖啡(luckin coffee)」が街の至る所にあります。
中国ではスタバより、この瑞幸咖啡(luckin coffee)の方が人気があり、店舗数も中国全土で1万4千点ほどあり、これはスタバの2倍ほどの店舗数となります。
店内のレイアウトはほぼシンプルなカウンター席で、オーダーはすべてスマホのアプリからとなります。
価格もスタバの半値程度だったと記憶しています。
それでも、やっぱり僕はスタバが好き!
ここまで、世界的なスタバの経営不振について日本でもその兆候交え「なんとなくわかる」理由を挙げてきました。
でも、それでも僕はスタバが好きです。
10年ほど前、中国の深センに赴任していた頃、会社帰りにスタバに寄って一息すると、なぜかしみじみほっとしたものです。
加えて、仕事に追われる休日も、特にプレゼン資料などは豊かなイメージが浮かび、仕事がはかどりました。
つまり、スタバはただのカフェではなく、仕事のモチベーションをあげてくれて、後押しをしてくれた、いわば僕にとってパワースポット的な場所でした。
だからこそ、スタバにはもう一度、「特別な場所、サードプレイス」であってほしいと思っています。
これからも僕は、スタバのファンであり続けます。