はじめに
先日、妻がコロナウイルスに感染してしまいました。
約一週間、家庭内感染を覚悟での狭い3LDKの我が家の隔離対応でしたが、息子含め幸い感染せずにすみました。
今回は、その時の記録をブログとして残したいと思います。
経過
- 金曜日
- 朝: 妻が喉の痛みを訴えるも、その他の症状は無し。
- 両人この段階ではちょっとした初期の風邪としか思っておらず、ここ数日具合の悪い愛犬と妻(念の為マスク着用)を車に乗せて、5〜6分先の動物病院へ。
- 午後: 38度台の熱が出る。抗原検査キットで陽性反応を確認。とりあえず医者に行く。高額な抗ウイルス薬は、高齢者や持病のある人以外は必要ないとのことで、鎮痛剤と解熱剤を処方されて帰宅。
- 夜: 熱が39度近くまで上がる。頭が割れるような頭痛。
- 土曜日〜日曜日
- 高熱と頭痛、倦怠感が続く。食欲もなく、ほとんど何も食べられない。
- 喉の痛み等はないとのこと
- 月曜日
- ようやく熱が下がり始める。少しずつ食欲も回復。
- 味覚はあるとのこと
- 火曜日〜水曜日
- 平熱に戻る。まだ少し倦怠感は残るものの、だいぶ元気になってきた。
- 夜はスーパーのお弁当が普通に食べれるようになった。
- 水曜午後にはすっかり起きれる状況にまで回復。
- 木曜日
- 日常生活に復帰。(会社は翌日から出勤)
看病の様子
- 隔離:
- 我が家は3人家族で3LDK。妻には一部屋を使ってもらい、できる限り隔離。
- 食事や必要なものは、部屋のドアを小開けにして受取り、接触を最小限にした。
- 食事:
- 妻の食欲がない間は、ゼリー、スポーツドリンクなどを用意。
- 熱が下がり始めてからは、消化のよいうどんや、スーパーの彩り弁当を半分程度。
家庭内感染防止
- 飛沫感染: 感染者の咳やくしゃみ、会話などによって飛び散る飛沫を吸い込むことで感染。
- エアロゾル感染: 感染者がウイルスを含む微粒子(エアロゾル)を排出し、それを長時間吸い込むことで感染。特に換気の悪い密閉空間ではリスクが高まる
- 接触感染: ウイルスが付着した物や表面を触り、その手で口や鼻、目を触ることで感染する。
したがって、まずは隔離。そして家庭内各自マスク着用(寝るときも)、換気(空気の流れを作る)の徹底。こまめな手洗い。更には、
- トイレは使用後、クリーナーですぐに消毒。
- 台所換気扇と空気清浄機は常時回し放し。風呂場の換気扇も極力回す。(隔離部屋の窓はブラインドを閉めた状態で半分ほど開放。その他の部屋の窓は5センチ程度開けておく。→後から考えるとこれが一番良かったと思います。空気の流れを作り、常時エアロゾルを外部に放出。これは4年前にコロナが流行した頃、感染学者が「すべての外食が危険なのではなく、要は換気。例えば汚いラーメン屋でも換気扇がガンガン回っている店ならばまず感染の恐れはない。」とある本に書いているのを読み、確信がありました。微量のウイルスの付着による感染や、一瞬の空気感染(厳密にはウイルスの混ざった空気の流れの中に自分はいるので)はあり得ないことを今回経験として知りました。(但し個人差や状況差はあります)
- 手洗い後はキッチンペーパーを使い、即ゴミ箱に廃棄。
- コップは各自紙コップ、食事は割り箸、紙皿を使う。
- 洗面所は使用後かんたんマイペットをスプレー(除菌効果があります)。
何故感染したか?
妻が思い当たる節としては、発症の4日ほど前、職場でゴホゴホと激しく咳をする上司と差し向かいでランチだったらしく。。
また、同じテーブルの別の同僚も妻と同じタイミングでコロナ発症しているため、上司感染源説がかなり濃厚ですが特定はできません。
教訓として、風邪の激しい症状がでたら、コロナを疑ってみる必要がありますね。
ドラッグストアで入手できる抗原検査キットを常に家庭に常備。
陰性であることを確認後して、マスクして出社しましょう。
そして防御策として、ポケットには常時マスクを忍ばせ、感染リスクがありそうな場面で、すかさず装着!
これに限ります。
コロナを侮ってはいけない
コロナに感染、その症状は人さまざまと思います。
光熱、のどの痛み、咳、倦怠感。。。
世界的な大流行の頃よりその症状も軽くなり、感染症類別も第5類と引き下げられましたが、侮れません。
妻いわく、「病院で抗ウイルス薬は高額なので一般の方にはお勧めしません。と言われたけど、耐えられないほどの頭痛だった。次もしコロナにかかったら、迷わず3万円の抗ウイルス薬を購入する!」と言っていたくらいです。やはりコロナの症状多くは尋常ではないようです。
調べてみたところ、抗ウイルス薬のお値段は保険三割負担適用後で、ゾコーバ(軽中症向け)15,600円 ラゲブリオ(重症化リスク対応)28,200円です。
・余談:実は僕は次の週から一週間ほど中国深圳への出張を予定していたのですが、妻が発症した時点でホテル&航空券をキャンセルしました。
Trip.comでの一括手配だったのですが、キャンセルはワンクリックで済んでしまうので便利でした。
キャンセル保証プランではなかったので、全額負担も覚悟したのですが、2万円ほどのキャンセル料金でしたので、このへんはリーズナブルかと思います。