久々の深圳巡り
8年ぶりに深圳にやってきました。
ここはサラリーマン時代、約6年間駐在した僕にとっては第二の故郷とも言うべき場所です。
今回の旅の主目的は、その頃お世話になった方々へのご挨拶と僕のビジネスプランへのアドバイスをいただくこと。それとお店(パワエニ)で扱う商材の選定。
なので実際の仕入れと開店はもう少し先になる感じです。
約10名の方々とのアポを取りました。かつては僕の部下だったり、取引先の営業マンだった方々が、今や立派な会社の社長さんです。いわばチャイナドリームを叶えた人々ですね。
中国インフラセッティング
この6〜7年、中国の一気呵成デジタル化は凄まじいばかり。何はなくともまずはスマホ。
たとえ短期の旅行であっても、下記必須のツールです。
1)キャッシュレス決済アプリ(Wechat PayまたはAlipay)
深圳ではクレジットカードが使えるのはホテルのカウンターくらいです。
コンビニ、レストラン各種店舗ではほぼ100%使えません。
またコロナ以降、買い物での現金のやりとりする習慣が無くなったそうです。
僕も何度かコンビニで現金で買い物をしましたが、店員さんから「え!?現金!!」っていう感じで驚かれてしまいました。
子供からご老人でもスマホで決済しているんですね。
2)中国でのモバイル環境。
お買い物決済 乗り換え案内 地図、外でこれらを使うには何はなくとも中国でデータ通信ができる環境を整えておきましょう。
僕の場合は日本で中国の携帯電話会社の契約を済ませて来たのですが、通話は出来ても通信はどうにもこうにも不便な状況で、地図はほぼ使えませんでした。
深圳の土地勘があったのでどうにかこうにか移動は出来ましたが、スマホの通信環境は万全に!
(後日追記です)
最終日、試しに日本の携帯電話会社(僕はUQです)のローミング回線に繋いでみました。
なんと!一日千円くらいで普通に接続できるのですね!
てっきり昔の感覚で、ローミング=バカ高いという固定観念がありました。
次回からはローミングにします。
深圳の変容
(1)変わらないもの
深圳の中心街(羅湖、福田地区)、もともと大都市ですのでビル街や雑多なお店や街の風景は8年前と変化なし。
街を行き交う若い人たちも特段ファッショナブルとかではなく、お化粧もなしで質素な服装の人々が大多数です。昔のままの深圳でした。
(2)変わったもの
①電動化されたバイクが音も立てずに歩道を走り回っています。これは危ない。
一応バイクは気をつけながら走っているようですが、歩道を歩く時は不意な挙動は危険ですね。
②郊外の急激な都市化
中心地から深圳市内はほぼどこでも地下鉄で行けるようになりました。
十数年続いてきた不動産バブルが2〜3年前に弾けたとのことですが、高層マンション群+ショッピングモールの進出による郊外の都市化は目をみはるものがありました。
深圳はやはり心の故郷
中国南部の大都市かつハイテクな街でありながら、飾らないというか凄く雑多で庶民的な街深圳は変わらず心の故郷でした。